「SUSHI」は好きでも「寿司」は嫌い? 海外の子どもに生魚を使った日本の寿司を食べさせてみた結果
君たちはまだ真の寿司を知らない。
代表的な日本食として世界中で人気の「寿司」ですが、海外で人気なのはアボカドやカニ風味のカマボコを使った「カリフォルニアロール」など、いわゆる日本の寿司とは少し違ったものが多いです。そんな「SUSHI」に慣れている海外の子どもたちに、生魚を使った日本風の寿司を食べさせてみた動画がYouTubeで公開されています。
「今日は寿司を食べてもらうよ」とカリフォルニアロールを見せると、「スシは大好き!」と喜ぶ子どもたち。ところが日本では定番の「マグロ」の握り寿司を食べさせると「塩水につけたチキンの味だ」「キャットフードみたい」と大不評。「サバ」は「人類は銀の魚なんてものを生み出したのか……」「皮がついている魚なんて嫌!」「臭い!」、日本では多くの子どもに人気の「イクラ」も「世界最悪の魚の味」「サーモンはおいしいけどなんでその卵を食べるの?」「邪悪な料理」などと散々な言われようです。ぐぬぬ……。
海外でもなじみがある「ウナギ」に関しては、火が通っていることもあり比較的「おいしい」という反応が多め。しかし、実際に生きているウナギの写真を見せると「こんな気持ち悪いものを食べてたのか!」とショックを受けてしまう子どももいました。最後は日本でも好き嫌いの分かれる「ウニ」が登場。案の定、「魚の舌に違いない」「グニャグニャでとても食べる気がしないわ」など、食べる前から拒否反応を示してしまう子どもがほとんどでした。
全体的に悪評ばかりが目立った日本の寿司でしたが、「味はおいしいかも」「クリエイティブな料理だとは思う」など好意的な評価もちらほら。最後の感想ではどの子どももひとつくらいは気に入るネタが見つかったようで、「全部嫌いだった」と答えた子どもは1人だけでした。まだまだ抵抗はあるようですが、やっぱり「SUSHI」だけでなく日本の「寿司」も食わず嫌いせず食べてもらえると、日本人としてはうれしいですね。
(たろちん)
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