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茨城県、3年連続で都道府県魅力度ランキング最下位に 「何位でも関心持ってもらえれば」

アピール下手という声も。

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 茨城県が今年度も都道府県魅力度ランキングで最下位になった。これで3年連続となる。ブランド総合研究所が9月30日に発表したもので、1位は7年連続で北海道、2位は京都府、3位は東京都と続く。全国でもっとも魅力的な市区町村は昨年に続き函館市となった(関連記事)。

 調査は国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全77項目から集計した。最下位について茨城県の広報担当者は「あたかも総合評価のようになっているが、ほかの項目では上位のものもあり本来の実力を反映しているものとは思えない」と不満をのぞかせた。確かに最下位3年連続ではイメージ的にあまりいいものではない。ただ、「最下位でも関心を持ってもらえれば」と前向きだ。

 茨城県は企業の工場立地面積は全国1位、農業産出額でも全国2位だ。他調査になるが、住みよさでも守谷市やつくば市など上位にランキングしている。目立った観光地がないとの指摘もあるが、あったとしても魅力度ランキングで低い県はいくつも見受けられる。「県の魅力と実力をしっかり県民含め県外に伝えていきたい」と地道な広報活動を続けていくと答えてくれた。

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 ちなみに、今年世界文化遺産に登録された軍艦島のある長崎県が魅力度を昨年10位から6位にアップ。また、今年3月の北陸新幹線開業に伴い、沿線の富山県・石川県などの情報接触度が急上昇。観光意欲度は富山県内の上昇が顕著に。また、2016年5月の開催が決定した伊勢志摩サミットに関連して、三重県や志摩市などの観光意欲度が上昇しているという調査結果も。

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