ニュース

これは来世に期待しちゃう 納豆をかき混ぜるたびに功徳がどんどん積まれていく「マニ車付き納豆かきまぜ棒」誕生

カランッカランカランカランッ。

advertisement

 チベット仏教において回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされている仏具「マニ車(まにぐるま)」も、食を愛する日本人の手にかかればこうなる。「マニ車付き納豆かきまぜ棒」の誕生です。

またすごいものを……
この発想はなかった 画像提供:げんれい工房さん(@Genrei_studio)

 「マニ車付き納豆かきまぜ棒」は、小型のマニ車(マニ・ラコー)の持ち手に納豆かき混ぜ棒を取り付けた最強の仏具。取っ手部分はレジンキャスト製で金色に塗装し、かき混ぜるリズムに合うように分銅の鎖を少し長めに改良したそうです。納豆を混ぜれば混ぜるほど、その動きにあわせてマニ車が回転し、功徳がどんどん積まれていきます。

納豆と功徳が結びついた奇跡
【試作】マニ車付き納豆かきまぜ棒

 制作したげんれい工房さんによると、このマニ車は「孤独のグルメ season4」の特別編「真夏の博多出張スベシャル」での台詞「納豆をかき混ぜると言う行為、それは祈りだ。」を聞いて思いついたとのこと。食と祈りを結びつける日本人らしい精神を持った五郎がいなければ生まれなかったんですね……!

advertisement
祈りだ……(そしてこの生活感である)

 すごい発想だな! と感心する一方で、「そんな風にマニ車を使うだなんて怒られるんじゃないの?」と思う方も多いはず。大丈夫。チベット仏教の本場では、水力や風力を使って回すマニ車があったり、車のダッシュボードに光を受けて回り続けるソーラーパネル付きのマニ車をつけていたり……徹底的な効率化をはかっています。利用できるものはありがたく使わせていただくスタンスのようです。その点「マニ車付き納豆かきまぜ棒」は人力であることを考えると、浅慮ながら「これはかなり徳が積めるのでは」とドキドキしてしまいます。

 チベット仏教では、すべての生きとし生けるものは輪廻転生すると考えられており、人々は「来世」の幸せを願って祈りをささげるのだとか。次第に粘り気を増していく納豆をかき混ぜながら、来世に期待。

高城歩

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  10. 「リンゴを○○で巻いて焼くとヤバい」 リンゴ農家がオススメする“意外な食べ方”に30万表示の反響 「絶対においしいやつ」