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「歯で髪を切ろうとする美容師」「爪をファンに突き刺すアイドル」……岐阜県・関市のPRムービーが強烈な違和感を放つ

な、なんだこれ???

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 「日本一の刃物のまち」岐阜県・関市の制作したPRムービーがYouTubeで公開されました。ところが、このPRムービーがなんだか強烈な違和感を放っているのです。

野菜にチョップするお母さん

 登場するのは、「野菜にチョップするお母さん」「ガムテープでヒゲを抜く中年男性」「客の髪をかみちぎる美容師」「伸びた爪をファンに突き刺すアイドル」「ウェディングケーキを叩きつぶす新郎新婦」といったいずれも奇妙な登場人物ばかり。ど、どうしてこうなった!?(困惑)

「ガムテープでヒゲを抜く中年男性」「客の髪を噛みちぎる美容師」
「伸びた爪をファンに突き刺すアイドル」「ウェディングケーキを叩きつぶす新郎新婦」

 美容師は「髪切る」と「かみ切る」をかけているわけじゃないですよねぇ。新郎新婦に至ってはケーキ入刀じゃなくもはや「入拳」だし……一体この奇妙な登場人物たちと岐阜県・関市に何の関係が!? ともやもやしますが、その疑問はラストシーンで晴れることになります。

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刃物のない、人生なんて

 この動画のタイトルは、「もしものハナシ」。「もしものハナシ」のハナシの部分は「刃無し」だったんだ!! 奇妙な行動をとっていた登場人物たちの意図が分かりすっきりします。日本の刃物を支える関市の存在感を示すために、最後まであえて刃物を登場させないために強烈な違和感を放っていた「もしものハナシ」。実は関市は、イギリスのシェフィールド・ドイツのゾーリンゲンと並び、英語表記の頭文字を取って「刃物の3S」と呼ばれる世界有数の刃物工業都市なのです。

岐阜県関市 刃物まつり

 野菜にチョップしなくて済むように切れ味のよい包丁が欲しい……。このPRムービー見て刃物のありがたみを再認識したら、10月10日~11日に関市で開催される「岐阜県関市 刃物まつり」に足を運んでみてはいかがでしょう。

ちぷたそ

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