「お前の父は私だ」「いや、お前の父は私だ」　ゲイカップルが愛息子とキャッキャする「キャンベル」のCMがかわいすぎる

　食品製造会社「キャンベル」が、限定発売する「スター・ウォーズ」仕様のスープ缶のテレビCMでゲイカップルの日常を描いて話題となっています。

　「デーンデーンデーンデデデーンデデデーン」とダースベーダ―のテーマを口ずさみつつ、シュコーシュコーとベイダー卿の物まねをするおちゃめなパパ。幼い息子の口元にゆっくりとスープを運んでいき「I am your father.（お前の父は私だ）」という名台詞をドヤ顔で披露。スープを飲む息子を満足げに眺めます。……すると、その横から「No, I am your father.（いや、お前の父は私だ）」と2人目のパパが出現！　同じく男の子にスープを優しく飲ませてあげます。何事だ！？　と一瞬驚いてしまいますが、お気づきの通り、彼らはゲイカップルの家族なのです。

　CMに起用されているのは実際に同性婚をしている俳優のラリー・サリヴァンさんと俳優のデイビッド・モナハンさんと、その愛息子クーパー君。本当の家族だからこそとっても微笑ましく自然な日常風景だったんですね！　息子をめぐってパパたちが奮闘するCMに、海外のSNS上では「こんなにキュートなCMは今まで見たことがない」「2人のパパがかわいすぎる！！」と話題になっていました。

　時代とともに家族のカタチは多様になれど、根底にある家族愛と優しい空気感は変わらないんだとあらためて実感。スープの温かさとともに、心がほっこりするCMです。このステキな家族にフォースのご加護があらんことを。

（高城歩）