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ダイソー、一部のマニキュアを販売中止 国内で配合禁止の「ホルムアルデヒド」検出のため

「ホルムアルデヒド」が検出されたため「エスポルールネイル」の26商品を販売中止にした。

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 100円ショップ「ダイソー」を運営する大創産業は10月16日、一部のマニキュアを販売中止したと発表した。国内で配合してはならない「ホルムアルデヒド」が検出されたため。

 対象は、8月から販売している「エスポルールネイル」の26商品(対象リスト)。製造販売会社のセントラル・メディックからホルムアルデヒドが検出されたとの報告を受け、大阪府健康医療部薬務課の指示で15日に販売中止にした。

 ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質の1つとして知られる。大創は、現時点では健康被害の報告はないとし、対象製品の使用により直ちに重篤な健康被害が発生する可能性は低いとしている。ただし、ホルムアルデヒドに対して敏感な体質の人はアレルギーのような反応を起こす可能性がある。

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対象商品(クリックで拡大)

 同社では検査のため同類のエスポルールネイル商品の販売を一時中止している(現在店頭に出ている商品は、検査完了後ホルムアルデヒド」が検出されていない商品)。検査結果が判明するまで、購入した該当製品の使用を控えるよう呼びかけている。すべての商品の検査が完了した後、自主回収を含め調査内容を報告する予定。

 「エスポルール」は同社が8月に発表した新しいコスメブランド。DAISO USAと初めて商品を共同開発した。マニキュアは148種類を投入している。

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