世界から注目された日本人作成ゲーム「DownWell」、発売3日で開発資金を回収
おめでとうございます!
10月15日にリリースされたインディーゲーム「Downwell」(iOS/Steam)の作者・もっぴん(@moppppin)さんが、「発売3日で無事開発費を回収することができた」とTwitterで報告しています。
「Downwell」は果てしなく続く井戸の中を、ひたすら下へ下へと降りていくアクションゲーム。地形は毎回新しく生成され、途中には買い物ができるお店があったりと、ローグライク的要素も入っています。
本作が注目を浴びるようになったのは昨年9月のこと。国内のインディーゲーム開発者が集まるイベント「Tokyo Indie Meetup」ではじめてお披露目されたところ、そのユニークな内容に、たちまち世界中のゲーム開発者から「なんだこれは!」と注目を浴びる結果に。当時もっぴんさんはまったくの無名でしたが、それもそのはず、このころはまだ学生で、ゲームを作り始めてわずか2カ月だったそうです(参考記事)。
その後「Downwell」は世界的ゲームパブリッシャー・Devolver Digitalに見初められ、またたく間に全世界リリースも決定。ゲーム開発歴わずか1年の日本人クリエイターが、世界的パブリッシャーを射止めた驚きも相まって、インディーゲーム好きの間では、いつ出るのか、いつ出るのかと心待ちにされていた作品でした。
実際どれくらいの開発費がかかっていたのかは不明ですが、何にしても、わずか3日で開発費を回収できたというのはすごいこと。気鋭の日本人ゲームクリエイターとして、ますますもっぴんさんの今後の活躍に注目が集まりそうです。
「Downwell」はiOS版が360円、PC版(Steam)が298円でそれぞれ発売中です。
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