絵師向けのモデル用フィギュア「ボディくん」と「ボディちゃん」登場 可動30カ所以上でポーズ取り放題だぞ
アクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズから登場、可動制限もあって自然なポーズもつけやすい。
2016年4月にバンダイ・コレクターズ事業部が、イラストレーターや絵師向けのモデル用フィギュア「S.H.Figuarts ボディくん」「S.H.Figuarts ボディちゃん」を発売します。同事業部の人気アクションフィギュアブランド「S.H.Figuarts」シリーズの技術を生かし、イラスト制作用モデルとして最適な造形・可動を追求したフィギュアです。
フィギュアは手足、腰をはじめ全身30カ所以上が可動。イラスト作成用モデルとして重要な「可動制限」もかかっていて、フィギュアのポーズをつけるのが苦手でも、自然なポーズをつけられるような仕掛けになっています。
ラインアップは、男性モデルの「ボディくん」と女性モデルの「ボディちゃん」の通常版2種と、小道具や付け替えパーツが豊富についてくる「デラックス版」2種、計4アイテム。通常版には交換用の手首も左右4種ずつ。デラックス版には、交換用の左手首が7種、右手首が10種、小道具としてPC、タブレット、モデルガン、模造刀、ペン、スマートフォン、携帯電話、専用台座が一式付いてきます。これはいろんな状況が再現できそう!
また商品には、人気イラストレーターによる同フィギュアを使った新画法のメイキングミニブックも付属。ボディくんに描きたいポーズを取らせて写真を撮り、イラスト作成ソフトに写真を取り込んで輪郭をトレースすることで、イラストを速く完成させていくという画法です。「ボディくん」を買うとアニメ「輪るピングドラム」でキャラクター原案も務めた星野リリィさん、「ボディちゃん」だとゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」のキャラクターデザインを手掛けるbobさんによるミニブックがもらえます。
通常版は各4320円、デラックス版は各6480円(いずれも税込)。全国の画材店、ホビーショップ、玩具店、家電店・量販店、インターネット通販などで販売されます。またフィギュアの試作品が、10月30日~11月1日に秋葉原で開催するイベント「TAMASHII NATION 2015」でお披露目。星野リリィさん、bobさん、由良さん3人のクリエイターによるイラスト、そのメイキング動画も一緒に公開されます。11月4日からは星野リリィさんのメイキング動画が「ボディくん」シリーズ特設ページで公開されるので、その実用性の参考にしてみてはどうでしょうか。
(黒木貴啓)
関連記事
1000人の漫画家とイラストレーターの声を反映して作られた「ハードGペン」をゼブラが開発 筆圧に負けず初心者にも扱いやすい!
新しいつけペンのスタンダードとなるか。生頼範義さん死去 「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」「信長の野望」などのイラスト手掛ける
79歳でした。自分のイラストを添削してもらえるぞ! プロから描き方を学べるWebサイト「picorre」登場
趣味で絵を描きたい人から仕事を志す人まで、幅広いニーズに対応します。航空会社「スクート」がイラストを無断使用し謝罪 作者の削除依頼に「インスパイアを得たキャラ」との返答も
使用されたのはTwitterで話題のイラスト「一人暮らしのOL」シリーズの1枚。「岸田メル展」で「岸田メル自身の展示」を本当に実施 白目をむいたメルさんがお客様を出迎える
狂気の「岸田メルガチャ」も発売中。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.