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国連報告者の「13%が援助交際」発言、事実上の撤回に 外務省「引き続き客観的データ求める」

「数字は誤解を招くものだった」と認めた形です。

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 国連特別報告者のマオド・ド・ブーア・ブキッキオ氏が「(日本の)女子学生の13%が援助交際を経験している」と発言し問題になっていた件で(関連記事)、外務省は11月11日、マオド特別報告者本人から書簡が届けられ、事実上の発言撤回と受け止めていると報告しました。

 書簡では「13%」の数値について検討した結果、「数値を裏付ける公的かつ最近のデータはなく、記者会見における13%という概算への言及は誤解を招くものであったとの結論に至った」「今後この数値を使用するつもりはなく、国連人権理事会に提出する報告書でも言及しない」と説明。これを受け、外務省は「事実上、発言を撤回したもの」と受け止めたとしています。ただし引き続き、先方に対しては客観的データに基づく報告書の作成を強く求めていくとのこと。

 マオド特別報告者は10月26日、記者会見の中で「……例えば例としては援助交際があります。これは女子学生の3割は現在「援交」をやっているというふうにも言われているわけで……(※後に、通訳の誤訳として「3割」は「13%」に訂正を発表)」と発言。外務省はこれについて、13%という数値の情報源と、根拠を開示すべきであると抗議していました。

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