初代ポケモンをそのまま3DSで！　「赤」「緑」「青」「ピカチュウ」がバーチャルコンソールで配信決定

　ゲーム「ポケットモンスター」の初代シリーズとなる4タイトル、「赤」「緑」「青」「ピカチュウ」が、2016年2月27日よりニンテンドー3DSバーチャルコンソールで配信されます。11月13日放送のニンテンドーダイレクトで発表されました。あのゲームボーイの白黒画面で遊んだポケモンが当時そっくりのまま、ニンテンドー3DSでプレイできるのです。

　ゲームボーイソフト「ポケットモンスター 赤」「ポケットモンスター 緑」はシリーズ第1作目として1996年2月に発売され、世界にポケモンブームを巻き起こしたゲーム史の金字塔というべき作品です。同年10月には赤・緑の舞台はそのままにポケモンの出現率や種類、デザインなどを変えた「ポケットモンスター 青」が発売。1998年には、最初に手に入るポケモンがピカチュウとなり旅中に交流できるなど、テレビアニメの内容に寄せた「ポケットモンスター ピカチュウ」が発売されました。

　ニンテンドー3DS用バーチャルコンソールでは、これら4タイトルを約20年前の仕様になるべく近づけて配信。ポケモンの交換や対戦は、当時はゲームボーイ同士を通信ケーブルでつないでいましたが、ダウンロード版ではニンテンドー3DSのワイヤレス通信で行うことができます。

　ダウンロード版の希望小売価格は各1111円（税別）。さらにゲームボーイ版の外箱を再現したケースに、ダウンロード版のコード、当時のゲームボーイカートリッジそっくりのマグネット、取扱説明書風のシール1枚、タウンマップの4点が入ったセットも、各1389円（税別）で発売します。ゲーム屋でポケモンを買い、外箱からカートリッジや説明書を取り出した時のわくわく感がよみがえりそう。

（黒木貴啓）