ニュース

深夜に都内をただただ歩き回る「深夜徘徊の会」は瞑想や座禅に似た感覚を味わえるらしい

「深夜徘徊の会」。略して「徘会」だそう。

advertisement

 街をさまよい歩く「徘徊」。この、あてもなく歩きまわる行為をイベント化したものが都内で行われている。

 その名もズバリ「深夜徘徊の会」。略して「徘会」といわれるこのイベント、集まった参加者で何をするのかというと、約3時間のコースをただ「歩く」というもの。なんともアバウトな内容で驚くが、主催の「一般社団法人いっぱんじん連合」の代表者曰く、深夜徘徊には多くの魅力とメリットがあるという。

 それは、昼間の街にはない刺激と冷静の世界に自らを放り込むことで、自分との対話ができるということ。日頃、悶々としている仕事やプライベートの問題を、暗闇のなかの澄んだ空気を吸いながら歩き続ければクリアになる。言わば座禅や瞑想が求める精神統一と似た現象にあるというのだ。

advertisement

 イベントのもようは以下の写真を参照いただきたい。

画像 参加者を待つスタッフ
画像 休憩はコンビニで
画像 ゴール時にはすでに朝……

 なお、このイベントはすでに21回も行われており、毎回10人を超える参加者が徘徊を楽しんでいる。参加者層も20代から50代と幅広く、職業も学生・サラリーマン・自営業・無職など、さまざまな人が集まっているのだ。また、総参加者300人以上、総徘徊距離200キロメートル以上という実績から、多数のメディアからも取り上げられている。

 参加動機は「特に予定が無かった」「偶然暇だった」「なんとなく」「夜風に当たりたくなった」……と非常にハードルが低い。この超脱力系イベント”、一度参加をしてみると意外とハマるかもしれない。近いところでは28日にも実施されるらしい。詳細はWebサイトで確認のこと。

(隈崎大樹/LOCOMO&COMO)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「早く買えば良かった」 無印の1490円“本格せいろ”が690万表示の反響 「ほぼ毎日使ってる」「まっっじでいい」と感動の声
  2. 幼くてかわいらしい兄妹が4年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「これはあかん」「よすぎて声出ました」
  3. 高3女子「進学を機にイメチェンしたい」→美容師に依頼すると…… 仕上がりが「すげえええ」「鳥肌立ちました」と1000万再生
  4. 30年以上前の製品がかっこいい ソニーの小型ラジオのデザインが「すごい好き」「いまでも通用しそう」
  5. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  6. 「押し込み強盗に盗み食いされた」 ワカサギ釣り中に来た“まさかの珍客”の蛮行が1200万表示の話題 「反省してない表情過ぎて草」
  7. 45万で家を買ったら中がまさかの…… “テーマーパーク”と化した物件に謎の金庫→こじ開けた結果に「こういうのワクワクします」
  8. 着なくなったスカート、捨てないで! ミシンもハサミもいらない“ちょっとした工夫”で生まれ変わるリメイク術が目からウロコ【海外】
  9. スーパーで“切れてる”ブナシメジを買おうとしたら…… パッケージ裏に書かれた“秘密”が200万表示「初めて知った!」「100倍良いじゃん」
  10. 「そうはならんやろ」 ホンダの「H」のエンブレムを買ったら…… “まさかの事態”が270万表示 「ディーラーを開店できそうですね」