「ケチャップ1本」「チョコ1枚」「しおから1パック」　”隠し味だけで作ったカレー”作成動画をご覧ください

　ニコニコ動画に、「隠し味だけでカレー作ってみた」という味の暴力としか表現のしようがない動画が投稿されました。タイトルの時点で”早まるな”と声をかけたくなりますが、その内容はさらにバイオレンス・クッキングとなっています。

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　まず開幕からおかしく、ヨーグルトを1パック鍋に丸ごとドボン。え、ルーは……？　投稿主いわく「ヨーグルトはカレーにコクを与えますね」とのことですが、丸ごと入れたらコクどころの騒ぎじゃありません。

　続いて「カレーにコクを与えます」と、赤ワインを1本バシャーッ。「チョコレートもカレーにコクを与えます」と1枚ボチャン。「いちごジャムもカレーにコクを与えます」と1瓶ドボン。さっきからコクしか与えてないじゃん！　これカレーじゃなくて”コク”じゃね！？

　その後も「リンゴ（半分に切ったものそのまま）」「アーモンド」「バナナ」と、過剰なまでにコクを与えていきます。次はどんなコクを与えるのかなと思ったら、出てきたのは「イカのしおから」。あ゛あ゛あ゛あ゛もう駄目だおしまいだぁ！　産業廃棄物が生まれるぅ！

　続いて「梅干し」「生クリーム」「ガラムマサラ」「ニンニク」「ケチャップ」「しょうゆ（さすがに少量）」「ハチミツ」「オイスターソース」とコクを追加投入。ああ、いつもカレーにおいては隠されているやつらが、すさまじい勢いで表舞台に躍り出てくる。カレー要素がガラムマサラしかありませんが、カレーなのかこれは。

　そこから煮込むこと30分、鍋を開けると出てきたものは……カレーっぽいぞ……？　味見をしてみた感想は、「あれ、カレーだわ」。嘘だ！　認めねぇ！！

　どうやら1瓶丸ごと入れたガラムマサラが、すべてをカレーにしてしまったようです。恐るべしスパイス錬金術、インド人もびっくりです。

　「底なしに甘いけど、酸味と辛みの効いた新しいカレー」とのこと。その後、ご飯をよそって一緒に食べ、しっかりと食べきっていました。最終的な感想は、「めっちゃうまかった」そうです。いやぁ、カレーって偉大ですね……。

　あまりにも予想外のラストでしたが、カレーの新しい可能性を見せてくれたと思います。ただし、食後お通じが大変なことになったそうなので、まねする際はスパイスの入れすぎにご注意を。