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粘着面がないのにどこにでもくっつく「ふせん」、本当にどこにでも使えるのか試してみた

あら便利。

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 貼ってはがせる、優れもの文具の付箋(ふせん)。ビジネスシーンや学びの場などで大活躍ですが、最近では多種多様のデザインや色、大きさが登場し、室内装飾など文房具の域を超えた使用方法もよく見かけます。そんな付箋の世界に、革新的な逸品が現れました! その名も「“魔法のふせん” magnetic notes(マグネティック・ノート)」です。

パッとした鮮やかな色

 今年10月に発売されたこの商品は、販売開始わずか3日で、年間販売予定数の約50%を売り上げてしまうほど、爆発的な人気を博しています。大きな特徴は、粘着面がないこと。だから、張り跡を残しません。そして、どこにでも貼り付くというのです。

磁石のようにピタッと、しかも吸い付くように貼り付きます

 でも、本当に「どこにでも」なのでしょうか? その実力はいかほどなのか、気になります。実際にあちこちに貼って、試してみました。

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まずは木材に。こちらは普通に貼れました
次はメタル系。問題ありませんね
続いては凹凸のある素材。これもなんのその!
最後は粘着に関して難易度が高いファブリック。お見事、貼れました!

 粘着面がないのに、布や凸凹面もなんなくクリア。どうしてでしょう? それは静電気の力でした。頭頂部をプラスティック板でこすって、板を上にあげると髪の毛が立つ。そんな経験をお持ちの方も多いと思いますが、まさにその力を利用しています。そのため、濡れた場所はNGですが、それ以外は、ほぼ、どんな場所で貼り付けることができるそうです。

シートを1枚剥がすと、ふせん自らが張り付きに行くような感じでピタッ

 素材は紙ではなく、100%リサイクル可能なポリプロピレンフィルム製の合成樹脂。樹木を伐採しないので、エコ商品でもあります。

少し折り曲げると、形状記憶のように形がキープしました
どのサイズも、裏側はこの仕様

 また、裏側はホワイトボード機能。つまり、「書いては消して」ができるホワイトボードが手元に置けるというわけです。

ホワイトボードマーカーで書く、消す、また書く

 機能的で環境にも優しい付箋。 なかなか“デキるやつ”ですね!

 それでは、その優秀な性能を利用して、仕事や勉強以外の使い道を考えてみました。

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 まずは、キッチン。

戸棚に入っているモノを書いておけば、探す手間が省けます

 そして、リビング。

留守電の聞き忘れ防止に

 さらに玄関。

ドアに貼れば、いつでも見送ってもらえます

 こんな使い方もいかがでしょうか。

旅に出かける日の忘れ物チェックに役立ちます
砂によく書いた○×ゲームが卓上で遊べてしまいます

 この進化した付箋は指で滑らせて移動させることができるため、室内をデコレーションするときにも活躍します。付箋を自由自在に滑らせてデザイン創作。やり直しも手直しも簡単です。

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スッと滑らせるだけで移動もラクラク
ふすまの引き手を華やかにアレンジ
切って形を作れば、バリエーションが増えます
障子に空いた穴を塞ぐのにも最適

 類を見ない機能性の「magnetic notes(マグネティック・ノート)」は、サイズもカラーもバリエーション豊か。さまざまシーンで活用でき、使い方は無限大です。ぜひ、自分だけのオリジナル使用方法を考えてみてはいかがですか?

(茂木宏美/LOCOMO&COMO)

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