ニュース

水深40メートルの世界一深いプール「Y-40」 さらにそれを超える水深50メートルのプールの建設計画が進行中

水深40メートルはビル10階分程度だそうです。

advertisement

 世界一深いプールは、どこの国にあるか知っていますか?

 答えはイタリア。「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」と呼ばれ、イタリアのヴェネト州パドヴァにあるホテル「テルメ・ミレピニ」にあります。なんと、その深さはビル10階分の高さに相当する40メートルもあるんです! ちなみに、宇宙飛行士が訓練に使用するNASAのプールは12メートル。実にその3倍以上の深さがあります。

 以下の写真が「Y-40」の構造。かなり地中深く掘られていることが分かります。名前の由来は、数学の縦座標軸の「Y」と水深の40メートルからきているとのこと。

advertisement
秘密基地っぽい

 水温は32度~34度で管理され、ウェットスーツを着用せずに泳げます。

 またこのプールはただ深いだけじゃなく、華麗な水中ショーなどが楽しめます。プールの中にガラス張りのトンネル通路が設置されていて、まるで水族館のように、中からその様子をみることができるのです。

 そして、一番気になる最深部を上から見たのがこの写真。……底が深すぎて見えません。

 もう少し深くもぐると底が見えてきます。でも、まだかなり深い!

 さらにもぐってもぐって、やっと到着しました。水深40メートルの地点には「Y-40」の文字が書いてありますね。

advertisement

 ちなみに現在世界2位のプールは、ベルギーのブリュッセルにある「NEMO 33」。この「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」ができるまで、世界一の深さを誇っており、深さは35メートル。

世界2位の深さのプール「NEMO 33」

 そして実は今、さらに深い水深50メートルのプールの建設計画が進行中のようです。そのプールは、イギリスのエセックス大学の研究施設内で行われている「無重力空間作業トレーニング」の施設として利用される予定だとか。

水深50メートルになる予定のプール

 今後、このプールの水深の記録がどこまで深く掘り下げられていくのか注目されるところです。 

(伊佐治龍/LOCOMO&COMO)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  4. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  5. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  10. ユザワヤが教える“引っ張るだけで簡単に畳めるエコバッグ”の作り方が100万再生 便利でかわいいアイテム完成に「何枚あってもいい」「最高です」