近未来感にあふれて胸が熱くなる! 難易度の高いコースでドローンの操縦テクニックと速さを競う世界大会がアメリカで開催
映画の予告編かな?
ドローンを用いて操縦テクニックと速さを競うレースのワールドチャンピオンシップ大会がアメリカで初開催されます。予告動画がすでに胸熱です。
DRL(Drone Racing League/ドローンレーシングリーグ)は全6戦。今シーズン第1戦は2月にマイアミのサンライフスタジアム、第2戦はロサンゼルスで開催されることがすでに告知されています。なお、2016年に初開催となるDRL世界大会は各レースで順位に応じて与えられるポイントを一番多く獲得したパイロットがチャンピオンとなるシステムなのだそうです。
出場選手(パイロット)は4人がエントリー。ドローンを手に持ち、「かかってこいや」とでも言いたげな余裕の表情。海外ファイターは貫録が違う……。
公開されているDRLの予告動画は、まるで映画の予告編のような出来栄え。パイロットがHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着し、コントローラーを手に、自慢の相棒・ドローンを操る様子は神業の連続。スタジアムに設置された障害物をくぐり抜け、室内の曲がり角では華麗に弧を描き、もくもくと立ち上るスモークから飛び出すドローンの疾走感にクラクラしそう。「これフルCGじゃないの!?」と疑いたくなるようなスペクタクルに満ちています。
障害物が多いコースに対応できるよう、エンジニアの手によってレース専用にカスタマイズされたドローン。なんと各ドローンには100ものLEDが取り付けられており、カラフルに発光することによって、観戦者が容易に各機体の区別をつけることができるといった工夫もなされているとか。これはレース観戦も盛り上がること間違いなし。
第3戦以降の情報は随時DRL公式サイトで更新されていくとのこと。世界チャンピオンを競うハイレベルな戦いの行方が楽しみですね! 大迫力で展開されるドローンレースは、もしかしたら近い将来にエクストリームスポーツとして定着するかも……?
(高城歩)
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