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「女児に換算すると全員がプリパラユーザー」 タカラトミーが決算資料でおじさんの存在を抹消する

“女児レート”誕生の瞬間である。

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 タカラトミーが、「平成28年3月期 第3四半期決算短信」を公開しました。この中で、「プリパラ」の会員登録者数が200万人を超えたことを伝えるとともに、「メインターゲットである6~9歳の女児に換算すると全員がユーザーとなる市場規模に拡大させることができました」というすごい表現を使っています。女児に換算……! “女児レート”……!!

衝撃の決算報告

 「プリパラ」は、女児向けのトレーディングカードアーケードゲーム。決算報告書にもある通り、メインターゲットの女児たちに大変な人気となっています。しかし、それと同時に、成人男性からも一定の人気を獲得。「アイカツおじさん」ならぬ、「プリパラおじさん」が全国で発生しています。

 そんな幅広い層から支持を得てしまったプリパラですが、決算資料で「プリパラおじさん」の存在を“女児レート”という力技によりまさかの抹消。成人男性からの人気については触れず、「メインターゲット層に換算すれば普及率ほぼ100%」という方向で人気を主張するスタイルを取りました。プリパラにはおじさんなんていなかったんだ……。

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 いや、この場合はむしろ、おじさんという概念がプリパラの不思議なチカラによって女児に取り込まれたのかもしれません。メインターゲット層への普及率100%の超人気タイトル、プリパラ。2017年には、“女児に換算すると全員が3回会員登録をした市場規模”とかになっていることでしょう。

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