ニュース

レディ・ガガ、グラミー賞式典でデヴィッド・ボウイに変身 インテル技術で“動く稲妻メイク”を顔に投影

ボウイのパフォーマンスへの意志を受け継ぐようなステージ。

advertisement

 2月16日(米時間15日)、米ロサンゼルスで開催された音楽の祭典「第58回グラミー賞授賞式」で、レディ・ガガがパフォーマンス役として登場。1月に亡くなったデヴィッド・ボウイの追悼企画として、インテルの技術協力によってボウイのメイクを顔にプロジェクションマッピングする演出を披露し、見事ボウイに変身しました。

ガガの顔に
ボウイの稲妻メイクが走っていく

 もともとボウイのファンとして知られていたガガは、授賞式前日となる14日にボウイの顔のタトゥーを脇腹に入れ、その写真をTwitterで公開して話題に。ステージでは、ボウイが自身のアルバム「ジギー・スターダスト」(1972年)で演じた架空のキャラ、ジギー・スターダストを彷彿(ほうふつ)とさせるオレンジ色の髪型とメイクで現れ、ボウイの曲10曲を約6分間のメドレー形式で歌い上げました。

ボウイの顔をタトゥーとして刻んだガガ
ボウイに扮するレディ・ガガ(C)Getty Images

 1曲目「Space Oddity」では画面いっぱいに曲を歌うガガの顔が映し出され、その顔面に、ボウイを象徴するメイクを次々とプロジェクションマッピングで投影。おでこから頬へとゆっくり稲妻の模様を走らせ、アルバム「アラジン・セイン」の“稲妻メイク”を再現したり、額に満月を映し出しジギー・スターダストのメイクに変身したり。生前ボウイが演じては脱ぎ捨ててきた仮面を、ガガがもう一度着けていったかのようなパフォーマンスです。

advertisement
蜘蛛(くも)が顔面を走り回る演出も
そして蜘蛛がおでこで満月に変化。ジギーだ……!
2曲目の衣装には「出火吐暴威」の漢字が!!

 2曲目「Changes」では、漢字で「出火吐暴威(デヴィッド・ボウイ)」と書かれた白いマントを着て登場。日本のファッションデザイナー・山本寛斎さんが、過去にボウイのために製作した衣装を今回特別に再現したそうです。「出火吐暴威」という語呂合わせのインパクトも相まって、日本のTwitterでも大きく話題になっています。

マントを2つに裂いて別の衣装に! 早着替えもボウイの名パフォーマンスの1つでした
そのほかピアノの足が動き出したり、スクリーン上でガガが万華鏡のようになったりと、現代技術でさまざまな演出が

 このほか4曲目「Suffragette City」でピアノの足がロボットのように動き出したりと、ボウイへ畏敬の念を表しながらも現代の技術で斬新な演出を披露。常に劇的なパフォーマンスを求めてスターとして在り続けた、ボウイの意志を継ぐようなステージとなりました。

今回のガガのステージ

 グラミー賞公式は、ガガのステージをYouTubeでも公開。インテルがステージに技術を取り入れているメイキング映像も少し流れます。ちなみに10曲メドレーの曲順は、「Space Oddity」「Changes」「Ziggy Stardust」「Suffragette City」「Rebel Rebel」「Fashion」「Fame」「Under Pressure」「Let‘s Dance」「Heroes」でした。

黒木貴啓

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  3. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  4. “女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
  5. 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  6. 正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
  7. 「起動しません」 ハードオフで4000円のジャンクPS4購入→電源入れると“驚きの結果”に「そんなことあるんだ」
  8. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  10. 飼い主へ驚きの理由でブチギレるタコ 「こんなんうちの3歳児じゃん」「めちゃくちゃ人間くさい生き物ですね」