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“乳酸菌が生きて腸に届く意味はない” 乳酸菌飲料・食品の正しい知識に驚きの声多数
殺菌されていても同じ効果だそうです。
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生きたまま体に取り入れることで健康に良い影響を与えるイメージの強い乳酸菌ですが、実は殺菌されていても効果は同じという事実に驚きの声が多数上がっています。これは、北海道で販売されている「乳酸菌入り雪ミク飲料」に「殺菌」の表示があることに疑問を思ったTwitterユーザーの声から、広く拡散されたもの。
死んでるやん!
この“殺菌された乳酸菌の効果”については、カルピス公式サイトのQ&Aに書かれています。このQ&Aによると、
「カルピス」は、できたてのおいしさを保つために、最後に加熱処理をし、密封しています。
このとき、乳酸菌自体は死んでしまいますが、乳酸菌がつくりだした乳酸の作用により、おなかの環境を整えたり、発酵によってつくられたカラダによい成分や牛乳の成分が、より消化吸収しやすいカタチになっているという特性には、変わりがありません。
とのこと。生きて腸に届く必要なかった! なんてこったい!
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また、現在販売されている乳酸菌入りの食品や飲料も、その多くが殺菌済みのもよう。Togetterにいろいろな乳酸菌入り商品の「殺菌」表示がまとめられています。
「生きて腸に届く」は、商品を売るためのキャッチコピーだったわけですね。これからは、生きているかどうかを気にする必要はなさそうです。
3月10日追記22時追記
当初「生きて腸に届く」は、商品を売るためのキャッチコピーだったわけですね」と書いていましたが、殺菌されているのはあくまでカルピスに含まれる乳酸菌の場合で、ヤクルトの「プロバイオティクス」商品など、生きて腸まで届くことでより効果のある商品もあり、誤解を与える表現でした。お詫びして訂正いたします。
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