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ジカウイルス陽性、国内2例目 愛知県の30代女性

厚生労働省は「国内で感染が拡大するリスクは極めて低い」と呼びかけ。

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 厚生労働省は3月11日、ブラジルへの滞在歴がある愛知県の女性について、ジカウイルス感染が確認されたと発表しました。国内での感染例は、中南米でのジカウイルス流行後としては2例目(通算では5例目)。

 女性は30代で、ブラジルに2週間ほど滞在したのち、2月22日に帰国。3月10日に発疹、発熱などの症状を示し、医療機関にて検査を行ったところ、ジカウイルス感染症の陽性が確定しました。現在は自宅療養中で、発疹や関節痛といった症状は見られるものの、熱は既に下がっており状態は安定しているとのことです。

 ジカウイルス感染症は一般的に、蚊に刺されることで感染する疾患ですが、現在、国内は蚊の活動期ではないため、厚生労働省は「国内で感染が拡大するリスクは極めて低くなっています」としています。

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2月1日にはWHOが緊急事態を宣言したことで話題になりました(関連記事

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