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「スカーレット・ヨハンソン」そっくりロボットを独学・自費で作ってしまったデザイナーの情熱がすごい

5万ドルを投じて夢をかなえました。

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 香港のグラフィックデザイナーRicky Maさんが、1年半の年月と自費5万ドルをかけて、人気女優スカーレット・ヨハンソンをモデルに作り上げたヒューマノイドロボットがリアルです。


スカヨハことヒューマノイドロボット「Mark 1」(画像はRicky Ma CreationのWebサイトより)

 子どものころから、日本の漫画に触発され、ロボット作りを夢見てきたというMaさん。24年間デザインの分野で働いてきましたが、あるとき、忘れていた夢をかなえたい! との情熱に目覚め、ゼロからヒューマノイドロボット「Mark 1」の創造に着手しました。


3Dプリンターで作った頭蓋骨がやけに人間らしい頭部(画像はRicky Ma CreationのWebサイトより)

 電子工学やプログラミング、ロボット工学を専門に学んだことのないMaさんは、作業に適した電源・電圧やプログラムのスクリプトの書き方など、初めて直面する困難な技術的問題や、高価なサーボやマザーボード、何度も失敗して無駄になった多くの材料にかかる膨大な費用にもめげず、夢の実現の過程を楽しんだそうです。

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ボディ、骨格、頭部、眼球など、生々しいパーツごとの制作過程が見られる動画(画像はRicky Ma CreationのFacebook動画より)

 約70%の骨格パーツは3Dプリンターで製作、その内部にサーボモーターや電子機器を内蔵し、シリコン製の皮膚で覆っています。さらに、眼球に埋め込まれたカメラで顔を認識・追跡する機能や音声制御機能も搭載。「きれいだね」と呼びかけると、瞳を輝かせて「ありがとう」と答えてくれる姿は、生々しい色っぽさにあふれています。


憧れの女優と仲睦まじくツーショット(画像はRicky Ma CreationのWebサイトより)

 スカヨハことヒューマノイドロボット「Mark 1」の製造に成功したMaさんは、ロボットをさらに強化・改良するノウハウを獲得、次のロボットを開発するための資金調達を募っています。他のスターやアニメキャラのバージョンが続いたら面白そうですね。

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