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葛西臨海水族園がマグロ類の死亡原因の調査結果を発表 結論は「複数要因の複合的な作用」
今後は毎年初夏に実施されていた、1歳魚の定期追加を再開する予定。
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葛西臨海水族園は4月7日、「大洋の航海者:マグロ」水槽における、マグロ類の死亡原因の調査結果を発表しました。結論は「間接・直接的な複数の要因が時に重層化し、複合的に作用したもの」とされています。
専門家の助言を得ながら死亡原因調査を実施したところ、マグロ類の減少が単一要因によるものとは特定できなかったそうです。
また同園では、原因となった可能性がある複数の要因に対策をした上で、段階的に魚を導入してきました(関連記事)。約10カ月が経過した現在も、水槽内の環境は安定しているとのこと。
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これらのことから、同園は「以前のマグロ類の減少は単一の要因によるものではなく、間接・直接的な複数の要因が時に重層化し、複合的に作用したもの」と判断しています。
「大洋の航海者:マグロ」水槽では、2014年12月から2015年1月にかけてマグロ類の死亡が相次いでいました(関連記事)。2015年3月24日にはクロマグロ1匹になってしまい(関連記事)、展示回復を目指す取り組みがなされてきました(関連記事)。葛西臨海水族園では、「クロマグロの群れ展示を継続していくためには、特定の年級群(同年齢)のみが多数を占めることがないよう、バランスを取りながら追加していくことが必要」と述べています。そのため、毎年初夏に実施していた、後続の年級群となる1歳魚の定期的追加を再開するそうです。
(沓澤真二)
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