ニュース
火事で本をなくした少女のため児童書作家が「本を贈ろう」と呼びかけ → 300冊以上集まる結果に
集まった親切は女の子を笑顔にしました。
advertisement
児童文学作家であるボブ・シェイ氏がTwitterで「火事で本を失ってしまった少女に本を贈ろう」と呼びかけた結果、その少女のもとに300冊以上の本が集まるという出来事がありました。
これは、ボブ・シェイ氏があるアメリカの小学校を訪問した際、前日に家が全焼してしまったハイジという8歳の女の子に出会ったのがきっかけ。ボブ・シェイ氏はさっそく翌日、「彼女のために本を贈ろう」とTwitterで呼びかけます。すると、その日のうちに少女に本を贈る人たちが次々登場。
作家とイラストレーターに向けて少女のことを説明
少女のいる小学校に贈ることを呼びかけます
少女は火事による弊害の中で“勉強机や本、学用品がなくなったことを最も悲しんでいる”ともツイート
すぐに本を贈る学校図書館の方
「贈る宛先を教えてくれてありがとう」と自身の本を贈る児童文学作家の方
「彼女は何年生?」と、その子に合う本を選んで贈ろうとする著作権代理人の方
本以外にも、“ディズニーの魔法”を贈るなんて方も
その後、少女が通う小学校にはたくさんの本をはじめとする贈り物が届きます。先生が撮った写真には、本や贈り物を受け取り、笑顔になった少女の姿が……!
advertisement
本には著者のサインやメッセージが。他には、かわいいぬいぐるみなどもあります
そして「親愛なるボブ・シェイ氏とその友人方へ」とツイートされたハイジちゃんからのメッセージ動画がこちら。
「シェイさんとその友達の方々はとても素晴らしい(Pretty Great)と思います」
彼女がビデオの中で持っている本はボブ・シェイ氏作の「Unicorn Thinks He’s Pretty Great」。その本を大事そうに持ち、笑顔で話すハイジちゃん。ネット上で人の親切心が集まり1人の少女が笑顔になる、そんな人の温かみを感じる物語でした。
(宮原れい)
関連記事
お金に困っている女性を助けたロンドンのホームレス、その助けた女性を妻にめとる
まるでO・ヘンリの短編のような、心温まる本当のお話。「私のお小遣いで防弾ベストを買ってください」 警察犬の殉職受け、11歳の少女が警察に寄付
ソーシャルメディアの力で、警察は少女と連絡を取ることが可能に。ポリ袋で作った「メッシのユニフォーム」を着ていた少年 本人からサイン入りユニフォームが届くサプライズ
なんていい話。あんなに一緒だったのに…… 仲良しだったロシアのトラとヤギの心温まる友情に突如終わりが訪れる
自然界の厳しさを再認識。飼い主の歌に合わせて絶妙なタイミングで合いの手を入れてくるフレンチブルドッグ
わんわんお!「うちの子そちらにいませんかニャ?」 捨てられた子猫たちを保護したら母猫が迎えに来たよ
うちの子たずねて丸一晩。お前らみんな合格だ! シヤチハタ印を人物に見立てて繰り広げられるムービーが心温まる
溢れる自己肯定感。娘と離れて暮らす父と飼い犬 トヨタの動画の意外なラストに驚き、そしてじーんとする
もう一度最初から見たくなる。別人のような「アナ雪」エルサのケーキが海外で話題に ケーキの裏には心温まる物語が
「見本と違いすぎる」として掲示板に投稿されたエルサのケーキが話題になりましたが、実は……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.