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ファミコンブームの熱気がよみがえる! マシリトやゆう帝による裏話満載の「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」

ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺ……(ふっかつのじゅもん)。

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 時は1985年、ファミコンブームの最盛期にして、ゲーム専門メディアの黎明(れいめい)期。情報に飢えるファミコン少年に、裏技や攻略法を鮮烈に届ける「ファミコン神拳」が、「週刊少年ジャンプ」に連載されていました。その熱気を伝える書籍「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」が、ホーム社より発売されます。

「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」表紙。イラストは当時と同じく土居孝幸さんが担当。帯にも豪華メンバーが名を連ねています

 「ファミコン神拳」は、「北斗の拳」のパロディで書かれたファミコン情報コーナー。参加ライターは「ファミコン神拳伝承者」を名乗り、情報を熱く書きつづっていました。初代編集者は「マシリト」こと鳥嶋和彦さん、伝承者は「ゆう帝」こと堀井雄二さんや「ミヤ王」こと宮岡寛さんなど、現在も活躍するビッグネームばかり。

 同書はファミコンブーム時の、ファンや作り手の「熱」を伝える「ファミ熱!!」プロジェクトの第1弾。「ファミコン神拳」の豪華メンバーが一堂に会する座談会や、インタビューを収録しています。堀井雄二さんの「ポートピア連続殺人事件」から「ドラゴンクエスト」シリーズへの流れや、連載当時の裏話など、ゲームファンから業界関係者まで注目の内容。

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豪華メンバーによる座談会

 当時読者がワクワクしながら封を切った、「袋とじ」の内容も再録。「ゼビウス」の無敵コマンドや「チャンピオンシップロードランナー」の攻略テクニックなど、ゲームファンを騒然とさせた誌面が、裏話とともによみがえっています。

「ドアドア」の隠し要素は、スクープする前提で仕込まれていた!?

 「あ」「た」「た」「た」「た」の5文字でゲームを採点する、のちのゲームレビューの先鞭となった「あたた!! 大採点拳!!」も163タイトル分収録。カバーや誌面イラストは、当時と同じく「桃太郎電鉄」でおなじみの土居孝幸さんが手掛け、6ページの漫画も描き下ろしています。

 「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」は、1800円(税別)で5月20日発売。公式アカウントも開設され、誌面や座談会の一部を公開しています。

豪華座談会の一部が動画で!

(沓澤真二)

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