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1996年の検索サイトってこんなだった 「Yahoo! JAPANトップページ クラシック」がめっちゃ懐かしい

見たことない人も多いかも?

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 「Yahoo! JAPAN」が1996年4月1日当時の「Yahoo! JAPAN」トップページを再現した「Yahoo! JAPANトップページ クラシック」を公開しました。

うっわ。懐かしい
今のYahoo!JAPAN。ほとんど別物

 1995年、アメリカに「Yahoo! Inc.」が設立され、「Yahoo! JAPAN」は翌年1996年4月からサービスを開始しました。

 当時のYahoo!の検索エンジンは、ディレクトリ型でした。これは人間の手で一つ一つサイトを入力していく方法。なのでサイトを作ってから反映されるまでえらい時間がかかりました。しかしきちんと選択されたサイトが、カテゴリ分けに整理されるため、分野に限定した場合はサイトが見つけやすいという特徴がありました。また全然関係ないサイトや問題のあるサイトには飛ばず、質の高いサイトが並んでいたのも長所です。当時今と比較にならないくらいサイトが少なかったからこその話ですね。

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 1996年のYahoo!JAPANでは、「ディレクトリ検索」と「キーワード検索」がどちらも使えるようになっていました。ディレクトリ検索は並んでいるジャンルから細かく選択して、目当ての物を探していく方法。

 例えば「くまみこ」は、「エンターテインメント」→「コミックとアニメーション」→「アニメーション」→「テレビアニメ」→「期別アニメ」→「2016春アニメ一覧」で開くことが出来ます。最初から「くまみこ」のページを開きたいのであればキーワード検索を、なんかいいもんないかなー、とふらふらネットサーフィンしているときは、ディレクトリ検索を使います。「くまみこ」面白いよね。

当時のディレクトリ検索を再現したもの。ツイートといいねボタンはもちろんありませんでした
改めて今見ても、これ便利なのでは

 当時のトップページはタイトルロゴと文字だけでした。というのも1996年はISDN回線が普及し始めたばかりで、まだまだ電話回線の人もいたくらいの時期だからです。1枚のjpg画像を開くのに、1分かかることもざら。今のトップページは、当時だったら開くだけでえらい時間がかかる上に、電話代も大変なことになったはず。

 今回の再現サイトには「90's COOL SITE」のコーナーが設けられています。これはYahoo!サーファー(Yahoo! のカテゴリ登録申請してきたサイトを見て、審査をするお仕事のことです)が良いものと判断し、「COOLマーク」を付けた約300のWebサイトを紹介したもの。HTMLで打ったナイスページを見ると、90年代にトリップできます。もちろん今もちゃんと運営されているサイトばかりですよ。

 ちなみに1996年といえば、アトランタオリンピックの年。ドラマ「ロングバケーション」「白線流し」やアニメ「子どものおもちゃ」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が放映されたころで、スコットランドではクローン羊「ドリー」が生まれました。また「SMAP×SMAP」と「めちゃ×2イケてるッ!」がレギュラー番組になった年で、Yahoo!JAPANとは同い年です。

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 Yahoo!JAPANでは「20周年大感謝祭」を開いており、普段よく使っているYahoo!のサービスが20年お祝い仕様になっています。例えばおなじみ「Yahoo!知恵袋」では「教えてください!あなたの20年 過去・未来」と題して、1996年を振り返ったり、2036年を考えたりして、Yahoo!知恵袋の質問に解答していくイベントが行われています。

エイプリルフール企画みたい

 その他Tポイントが抽選であたる「サンクスゴロクキャンペーン」や、子どもたちが予想した「Yahoo!きっず: 20年後はどんな世界? 子どもたちが大胆予測!」も開設されています。

たまごまご

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