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これハン・ソロが遊んでたやつみたい! SWのモンスターチェスを手掛けた巨匠・フィル・ティペットがARカードゲームを開発

クラウドファンディングの成功次第で、Playstation VRやOculusへの移植も。

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 VFXの巨匠、フィル・ティペットさんが、HAPPYGIANTとの協業で、AR(拡張現実)カードゲーム「HoloGrid: Monster Battle」を開発。クラウドファンディングで出資を募っています。

キックスターターでの出資募集。PVも見られます

 フィル・ティペットさんといえば、「スター・ウォーズ」のエピソードIVで、ハン・ソロとチューバッカが遊んでいた、バーチャルなモンスターチェスのシーンを手掛けたことで有名。今回開発されたゲームも、カードからカメラで取り込んだモンスターを戦わせる、モンスターチェスの姉妹作とも言える内容です。

スマホのカメラで、カードをスキャンして召喚
召喚したモンスターが、バーチャルな盤上で戦う
互いにスマホやタブレットを用意し、画面を通して対戦

 パッケージはiOS/Android用のアプリと、端末用のスタンド、基本的なカードパックから構成。プレイヤーはチャンピオン(リーダー)カード1枚、ミニオン(手下)カード3枚、スペル(呪文)カード2枚のデッキを組み、相手のチャンピオンの撃破を目指して戦うことになります。

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プレイイメージ。アプリはAppStoreやGooglePlayからダウンロード。アプリ内課金はないとのこと。

 モンスターの原型は、フィル・ティペットさんが直々に担当。これを元にモデリングされたモンスターが、生き生きと暴れ回ります。

精巧なモンスターの原型
アタッカーや壁役など、役割の異なるモンスターが多数登場する

 出資は10ドルから募集。30ドルの出資で、パッケージが1組手に入ります。250ドルの3Dプリントエディションには、3Dプリンターで複製したモンスターフィギュアや、Tシャツといった特典が付属。スタジオ見学ツアーやフィル・ティペットさんとの食事会に参加できる、5000ドルのフル特典版は既に定員に達し、募集を締め切っています。

フィギュアは5インチ(13センチ弱)サイズ

 当面の目標資金は10万ドル。それ以上の出資が集まれば、拡張カードパックのリリースや通信対戦、Windowsへの移植が実現します。出資額が100万ドルに達した場合は、Playstation VRやOculusなどVRプラットフォームへの移植も。クラウドファンディングの盛り上がり次第で、大規模な展開がなされます。

出資額が増えるごとに、ゲームの展開が拡大

 「HoloGrid: Monster Battle」は、8月のβ版開始を経て、11月に出資者へ提供。12月からは一般販売が予定されています。クラウドファンディングの成功いかんでは、2017年2月には通信対戦機能が実装され、同年6月に他機種への移植が発表されます。

(沓澤真二)

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