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”描きたい”と”読みたい”をつなぐ「漫画家クラウドファンディング」開始 第1弾は「剣の国のアーニス」と「おざなりダンジョン」

どちらも続編が気になる作品です。

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 クリーク・アンド・リバーは、漫画家の「描きたい!」とファンの「読みたい!」をつなぐプロジェクト「漫画家クラウドファンディング」を始動。その第1弾として、「剣の国のアーニス」続編と「おざなりダンジョン」新章の制作を支援するプロジェクトがクラウドファンディングサイト「FAAVO」でスタートしました。

バイオレンスながらもスピード感とこだわりある作画が特徴の「剣の国のアーニス」

 「剣の国のアーニス(著者・山本貴嗣)」は、半不死である主人公アーニスの戦いを描いた作品。1990年に単行本が刊行され、「同人誌版」として1巻~7巻が発売されましたが、その最終話である8巻を新たに執筆し、全8話を収録した「剣の国のアーニス2」として完成させるのがこのプロジェクトの目的です。同作品のPDFデータが贈られる5000円(税込)のコースから支援が可能で、目標達成額である200万円を超えた場合、300万円で同作品の設定資料PDFが付属し、400万円達成で1万円以上の支援者向けに贈られる第8話の冊子が全話分にバージョンアップします。

ギャグとシリアスの絶妙な混ざり具合が魅力の「おざなりダンジョン」シリーズ

 「おざなりダンジョン」シリーズ(著者・こやま基夫)は、少女戦士モカ、盗賊ブルー・マンジェロ、魔法使いキリー・マウンテンの三人が繰り広げる冒険を描いたSFアドベンチャー作品。1987年に刊行された「おざなりダンジョン」から、「なりゆきダンジョン」「なおざりダンジョン」「おざなりダンジョンTACTICS」とシリーズ合計34巻にわたり制作されてきた長編コミックです。今回のプロジェクトでは、その新章にあたる「おざなりダンジョン クラウドパンゲア」の執筆・連載の開始が目的となっています。こちらのプロジェクトでも、同作品PDFデータが送られる5000円(税込)のコースから支援が可能で、目標金額の230万円を超え、380万円、530万円を達成した場合は執筆されるページ数が2話分から4話分、6話分に増えるとのこと。

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 また、両作品の著者である山本貴嗣さん、こやま基夫さんのトークイベントが6月6日、6月7日に渋谷のマンガサロン トリガーにて開催されます。山本貴嗣さんは6日こやま基夫さんは7日に出演予定で、どちらのイベントもニコニコチャンネルの「マンガサロン『トリガー』チャンネル」で中継予定です。

(今藤祐馬)

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