ニュース

これカタログだったの!? 高島屋のお中元カタログがアニメ柄に

一部では「同人誌が届いたかと思った」の声も。

advertisement

 高島屋が配布している2016年のお中元カタログの表紙がリニューアルし、2次元美少女が描かれたカタログを受け取った人から驚きの声が上がっています。

2016年の高島屋お中元カタログ

 「美事(みごと)を贈る」をテーマにデザインされたカタログのメインビジュアルは“梅雨が明け涼風の中に確かな夏が薫る頃、朝顔の中に佇む少女”。

 Twitterではカタログに対して「(アニメ柄だったので)ビックリ」「ほしい!」「同人誌が届いたかと思ったらカタログだった」などさまざまなコメントが寄せられています。高島屋はなぜ2次元キャラクターをメインビジュアルに選んだのか、高島屋の担当者に話を伺いました。

advertisement

 高島屋広報担当者によると、「高島屋はこれまでの伝統文化を継承していくことに重きを置いてきました。そうしたなかでお中元・お歳暮など、若い方のギフト離れという点について検討を重ねた結果、これからの時代を担っていく新しい感性を持ったアーティストに制作をお願いいたしました」とのこと。新進気鋭のアーティストを起用することにより、若者を積極的に取り込んでいこうという意識があったようです。

 また5年ほど前から、高島屋のメインテーマである“花”に現代アートを取り入れたデザインを採用しており、「お中元」+「時代の空気感」+「日本を代表するアーティスト」として今年はコンテンポラリーアーティストの松浦浩之さんを選出したと広報担当は話しています。

アーティストの松浦さんがTwitterで制作についてコメント

 本画を制作した松浦さんは国際的に注目を集めているアーティストで、今回の作品は120センチの巨大円形のキャンバスに描いたものがベースになっています。完成した作品と松浦さんを比較してみると、大作であることがより伝わってきますね。

2016年の高島屋お中元カタログの原画制作風景(画像提供:hiroyukimatsuura.com
こんなに大きいサイズのキャンバスだった(画像提供:hiroyukimatsuura.com

 今回のデザインのカタログは5月上旬から配布が始まっており、関東版関西版ともに無料で資料請求が可能です(2016年7月21日(木)10時までとなります)。

 「お中元にも起用させて頂きましたように、年々評価が高まっている日本現代アートを世界に向けて発信する一助を担うことができれば」と語る老舗デパート、高島屋の改革に注目が集まります。

advertisement

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  2. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  8. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  10. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」