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米動物園で男の子がゴリラの囲いに転落、ゴリラが射殺される 動物園「つらい時間を過ごしている」

少年は無事だったようです。

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 アメリカ・オハイオ州の動物園で男の子がゴリラの囲いに落ち、男の子を救うためにゴリラが射殺される事件が起きました。

シンシナティ動物園のHarambe(Cincinnati Zoo Twitterより

 5月28日、オハイオ州にあるシンシナティ動物園で、4歳の少年がゴリラがいる囲いの中に転落。柵内にいた2頭のメスゴリラはすぐに庭から呼び戻されましたが、もう1頭のオスゴリラ「Harambe(ハランべ)」は庭に残っていました。当初は麻酔を使ったものの効果が見られず、消防局によると、ゴリラは少年を引きずったり投げつけたりと暴力的になり、少年に命の危険があったためゴリラを射殺する結果となりました。少年は病院に移送され、同日の夜に退院しています。

捧げられた花(Cincinnati Zoo & Botanical Garden Facebookより)

 この事件についてシンシナティ動物園は事件の詳細を説明するとともに、「少年が無事だったと聞いて、私たちはうれしく思っています。Harambeを愛してくれた方々やコミュニティのサポートに対して心を打たれました」というターネー・メイナード動物園園長のコメントを発表。「動物園の皆はつらい時間を過ごしています。動物たちや飼育係を気遣ってくださることに感謝しています」

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 また死んだゴリラは「絶滅寸前」に指定されていた種で、園長は「このことは動物園にとって、また世界中のゴリラにとってとても大きな損失です」とも述べています。

webサイトに記された詳細

 安全面については各機関の安全ガイドラインを順守しているとしており、来場者の安全が第一であること、柵は38年間安全面で効果があったが、これからも来場者や動物の安全を向上させていくことなどもコメントしています。

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