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謎の道具“バールのようなもの”が商品化される 柔らか素材だからブンブン振り回そうぜ
国内で「バールのようなもの」と呼ばれる、ゲーム「Half‐Life」のクロウバーがグッズ化。これでもう清水義範さんも立川志の輔さんも難癖つけられない?
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日本では「バールのようなもの」の愛称で親しまれている、ゲーム「Half‐Life」で主人公の物理学者が武器として振り回す工具「クロウバー」。これをポリウレタン素材で再現したアイテムを、キャラグッズ店の豆魚雷が9月発売予定で予約を受け付けています。
商品化したのは、海外ゲームグッズ企業のジンクス。全長約61センチで、主人公のゴードン・フリーマン博士が所属する「BLACK MESA RESEARCH FACILITY(ブラックメサ研究所)」のロゴも入っています。
ゴードン博士の最強の近接武器……ポリウレタンという柔らか素材のため、あのバールのようなもので何かを叩きたかったプレイヤーも安心してポフポフ打ち付けることができそうです。価格は3450円(税込)。
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なお「バールのようなもの」とはそもそも、「犯人は宝石店のシャッターをバールのようなものを使ってこじあけ……」というように窃盗事件などの報道でよく耳にする表現。その独特な言い回しを、作家の清水義範さんは短編「バールのようなもの」で面白おかしく徹底検証し、その短編を題材に立川志の輔さんも新作落語を作るなど、世間では謎の物体としてネタとして扱われる場合もあります。
こうした経緯もあって、ゴードン博士のクロウバーは冗談交じりに「バールのようなもの」と呼ばれるように。今後「バールのようなもの」って何だと尋ねる人がいたら、今回の商品を突き付けてみるのも一興でしょう。
(黒木貴啓)
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