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政治家の人間らしい一面を伝えたい―― 池上彰の選挙特番で注目を集めた“当確テロップ”はなぜ生まれたか
「“他局でやらないことをやる”ことがテレビ東京らしさの1つ」。
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7月10日にテレビ東京で放送された選挙特番「池上彰の参院選ライブ」。出演した池上彰さんが政治家にキレのある質問をぶつけ“池上無双”となったこの番組で、本来選挙特番では比較的目立たないはずの「当確テロップ」に注目が集まりました。
当確テロップには「麻生副総理に誘われ国政に」や「ポスト安倍に急浮上」など政治に関わる情報のほか、「過去にハイジャック犯を確保」「携帯を忘れて家によく戻る」「奨学金数百万を返済中」「派手なドレスで波紋」など政治や選挙には関係がないように思えるユニークな情報も。
テレビ東京の宣伝担当者によると、この当確テロップは「政治家の“人間らしい一面”を伝えたい」という狙いでプロデューサーが発案したもの。そこに池上さんの「履歴書に書かないようなことを盛り込もう」との提案があり、現在のスタイルにつながっていったそうです。
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テロップの情報は国会に常駐している政治記者の日々の取材や、選挙特番チームによる聞き取り取材など、総合的な取材によって得たもの。監修する池上さんからは「分かりにくい」「もっと他にないのか」と指摘され、追加取材をすることもあるんだとか。
気を引き締めてとりかかるスタッフたち
“他局との差別化も狙いだったのでは?”という質問に「選挙特番に限らず、“他局でやらないことをやる”ことがテレビ東京らしさの1つ」と答えた宣伝担当者。今回の「当確テロップ」に注目が集まったのも、全て計算通りなのかも?
確かに重要任務だ
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