ニュース

ショッピングセンターの警備ロボットが子どもにけが負わせる 開発元の米国企業が謝罪

「ロボットがアシモフの三原則を破ったかもしれない」と伝える記事も。

advertisement

 警備ロボット「Knightscope K5」が、ショッピングセンターで子どもとぶつかってけがを負わせる事故が発生。開発元の米Knightscopeが謝罪を発表しました。

右のロボットが「Knightscope K5」。Knightscope社の公式サイトより

 事故が起こったのは、7月7日14時半頃(太平洋夏時間)。保護者はメディアに対し、ロボットとぶつかって子どもが転んだが、ロボットは止まらず動き続けた」と話しています。Knightscopeは、子どもがロボットに向かって走ってきたため、ロボットは方向転換してよけようとしたがぶつかったと説明。ロボットは停止し、子どもは転倒。保護者が子どもを助け、道が空いたため、ロボットはパトロールを再開したとしています。子どもは足に擦り傷、打撲を負いました。

 Knightscopeによると、「Knightscope K5」はこれまでに時速1マイル(1.6キロメートル)で、2万5000マイル、3万5000時間以上の運転経験があり、事故の報告はなかったとのこと。約30個のセンサーを搭載し、1インチ~300フィートまでの周囲環境を感知することができます。同社は被害にあった家族に謝罪するとともに、ロボットの改良のために話を聞かせてもらうつもりだとしています。

advertisement

 今回の事故を伝える一部の記事には、「ロボットは人間を傷つけてはならない」とするSF作家アイザック・アシモフが提唱したロボット三原則に言及して「ロボットがアシモフの三原則を破ったかもしれない」といったタイトルも見られます。

これだけの実績があっても、事故は起きるんですね
Knightscope社による「Knightscope K5」の紹介動画

マッハ・キショ松

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. これ自宅なの!? 浜崎あゆみ、玄関に飾られたクリスマスツリーのサイズが桁違い 豪邸すぎてパーティー会場と間違われたことも