ソフトバンク、批判のあった「アメリカ放題」キャンペーン再開を発表 過去分にも適用
終了を知らずに利用、高額な請求が来たとの投稿が話題に。
「知らない間に終了していた」「高額請求が来た」などの批判があった「アメリカ放題 サービス開始記念キャンペーン」について、ソフトバンクは7月15日、キャンペーンの再開を発表しました。
「アメリカ放題」は2014年9月に開始されたサービスで、アメリカでの通話やSMS、データ通信が無料で利用できるオプションサービスです。本来は申し込みや月額料金980円が必要ですが、サービス開始記念として申し込み不要・月額利用料無料で利用できる「アメリカ放題 サービス開始記念キャンペーン」を行っていました。申し込み不要でアメリカに行っても通常通りの料金で利用できるため、人気のキャンペーンでした。
サービスの認知度が高まったことを理由にこのキャンペーンは2016年6月30日に終了。それに伴い、7月1日からアメリカ放題を使う場合は申し込みが必要になり、月額980円の利用料金がかかるようになっていました。申し込みをせずにアメリカでデータ通信などを利用すると「海外パケットし放題」が適用され、別途料金が発生します。
このため、キャンペーン終了を知らずにこれまでどおりアメリカで利用してしまったユーザーが「高額な請求が来た」とネットに投稿し、大きな話題となっていました。
ソフトバンクカスタマーサービスTwitterアカウントによれば、Webサイトでの告知や、アメリカ滞在者に向けて6月下旬から月末にかけて2度SMSにてキャンペーン終了のお知らせを送っていたとのことですが、国内のユーザーにはSMSでの通知がされていないなど、告知が不十分だったことに批判の声が寄せられていました。
ソフトバンクはユーザーに謝罪するとともに、「十分な告知期間を設けられなかったことなどでお客さまを混乱させてしまった」とし、サービスを再開することを発表しています。さらに、7月1日から再開までの期間について、これまでは高額料金も請求する方針だったものの、今回の発表では対象ユーザーにはさかのぼってキャンペーンを適用するとしています。
なおキャンペーンの終了時期は未定で、終了する場合は十分な告知期間を設けて改めてお知らせするとしています。
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