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ソーラー機で初の世界一周に成功 1年遅れのゴール
2015年6月には名古屋に緊急着陸して話題となった。
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太陽光エネルギーを動力に初の世界一周を目指していたスイスのプロペラ実験機「ソーラー・インパルス2」が現地時間の26日4時ごろ、最終目的地となるアラブ首長国連邦の首都アブダビに到着した。
2015年3月9日から始まったソーラー・インパルス2の世界一周飛行は、合計4万キロメートル、17回に及ぶ飛行を経て、無事に完了となった。2015年6月には名古屋に緊急着陸するなどトラブルもあった。
ソーラー・インパルス2はこれまでにインドやミャンマー、中国などを経て飛行。名古屋からハワイのオアフ島まで約118時間をかけて太平洋を横断し、ソーラー機による連続飛行の世界記録を樹立している。その後バッテリーの故障で中断を余儀なくされたが、4月に米国西海岸にあるカリフォルニアへと飛び立ち、米国東海岸から大西洋を横断し、南ヨーロッパ、北アフリカと順調に通過していた。
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バッテリーの故障により、半年以上のあいだフライトを中断していました。「ソーラー・インパルス2」、ハワイに向け飛び立つ
悪天候のため名古屋空港に緊急着陸していた。
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