「ポケモンGO」で遊んでいたら弱った子猫を発見 → 引き取り手を見つけるために使った「あるアイテム」が話題に
親猫も見当たらず、集まったポケモントレーナーが保護。
「ポケモンGO」のプレイ中、公園で弱った子猫に遭遇したというTORAさん(@hayatora_illust)のツイートが注目を集めています。
子猫を見つけたTORAさんは大阪で一人暮らし中。絵を学びにきているそうで、作業の息抜きとして、散歩ついでにポケモンGOをしに近所の公園に行ったそうです。そこでポケモンを探しながら公園を歩いていると、ビャービャー鳴いている子猫を発見。
子猫は歩き方もヨタヨタと頼りなく、TORAさんに向かって歩きながら鳴くのがやっとという感じ。おそらく生後2週間ぐらいで、幼少期からたくさんの猫と過ごしてきたTORAさんはこの子猫を見過ごせなかったそうです。親猫を探したり、子猫を置いて少し遠くから観察を続けたものの親らしき猫も飼い主も現れず、だからといって一人暮らしの賃貸では拾うわけにもいかず、TORAさんは2時間ほど立ち往生。
どうにか里親を見つけてあげたいと考えていた時、TORAさんは同じ公園で「ルアーモジュール」というアイテム(一定時間、周辺でポケモンが出現しやすくなる)が使われていた時、30人近く人が集まったことを思い出しました。早速TORAさんもそのアイテムを使ったところ、夜10時という遅い時間ながら十数人が集まり、なんとか引き取り手を見つけることに成功したそうです。Twitterでは「グッジョブ!!」「世の中捨てたもんじゃない」といったコメントも見られました。
ただ、TORAさんにお話をうかがったところ、せっかく人を集めても気に留めてくれる人は少なく、引き取り手が見つかるまではかなり苦労したとのこと。また、一度は引き取ると言ってくれた人も家庭の事情でやはり飼うのは難しく、現在は一時的に保護してもらいつつ、TORAさんと一緒に新たな里親を探しているところなのだそうです。どうしても見つからなかった場合はTORAさんの実家で飼ってくれることになっており、その点は心配不要とのことでした。
TORAさんは今回の騒動について次のようにコメントしてくれました。
そもそも親猫がいようとも、子猫が野良で生き残るのはほんのわずかなんです。ほとんどが自然環境(これからは夏の暑さ)や交通事故などで死んでしまうんです。成猫になっても器用じゃない猫は簡単に死んでしまいます。自分のツイートを見て「優しい世界」何て言う方も居ますが、猫にとってはすごく厳しい世界なんです。
自分の一人暮らししてる地区は猫が多いのですが、ちょうど半月前にも目の前で子猫が車にひかれてしまい、公園に埋めたところですし、野良の子猫にはなんとか幸せに生きて欲しいんです。
生まれたときから猫と一緒で人よりも多い猫と家族として過ごしてきたので、子猫を拾ったときも、半月前にひかれたのを見たときも他人事には思えませんでした。
最後にTORAさんは「そんな優しい人がいてくれてて、子猫をかわいがってもらえるという事実はポケモンがあってもなくても変わらないです。ポケモンはあくまで『人が集まった理由』にすぎないですから」と結んでいます。
(藍乃ゆめ)
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敷地内の飼い猫をフラッシュ撮影され失明する猫が出てしまったとのこと。
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