「ポケモンGOの利用規約」をきちんと読んでいるのは1割未満 利用者の調査結果が公開
「ポケモンGOで運動の機会が増えた」人は50%以上。
ジャストシステムが「位置情報スマホゲームとライフスタイルに関する調査」の結果を公開。「ポケモンGO」リリースにともなう利用者の変化などを紹介しています。
位置情報ゲーム利用状況の1位は「ポケモンGO」の39.8%がダントツの1位。続く「パズドラレーダー」は6.7%、「コロプラ」は6.4%で、ポケモンGOの基になっている「Ingress」は4.5%でした。
ポケモンGOによる行動の変化では、「歩いたり運動する機会が増えた」という人が「あてはまる・ややあてはまる」をあわせて54.4%という結果に。「自分が住んでいる地域の新しい魅力を発見できた」「今まで足を運んだことのない地域に行く機会が増えた」という人も半数近くおり、ポケモン探しが街の散策にもつながっていることが分かります。そのため、「スマートフォンを持ち歩く機会が増えた」という人も40%以上いました。
また、ポケモンGOによって「他のスマートフォンゲームの利用が減った」という人は約30%、「テレビの視聴時間が減った」という人は約20%。この傾向は特に30代に強く出ており、初代ポケモン世代の大人たちが熱心にプレイしていることを表しているのかもしれません。
一方で、「ポケモンGOブームが1年以上続くと思うか」という質問には、「あてはまる(ややあてはまる)」「どちらともいえない」「あてはまらない(あまりあてはまらない)」がそれぞれ約3割ずつと、きれいに意見が分かれる結果になっています。
なお、ポケモンGOの利用規約を「すべてきちんと読んだ」という人はわずか8.9%。行動規範や安全なプレイに関する記載もあるため、一度は目を通しておくとよいでしょう。
※株式会社ジャストシステムのFastask調べ
(たろちん)
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