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騒音、渋滞、ゴミ…… ポケモンGOの聖地“鶴舞公園”の実情、「観光資源にするべき」という前向きな声も

7月22日にリリースされた「ポケモンGO」、その“聖地”とされる鶴舞公園の実情は。

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 7月22日に日本でもリリースされ、世界中を巻き込んだ社会現象となっている「ポケモンGO」。名古屋市では、ポケモンシリーズに登場する「モンスターボール」にそっくりな噴水がある名古屋市昭和区の「鶴舞公園」が“聖地”と呼ばれるなど、注目を集めています。

 この鶴舞公園では、ポケモンGOのプレイヤーたちが集まり大きな賑わいをみせる一方、レアポケモンである「ミュウツー」が出現するというデマ情報が一時拡散され、深夜に人が大挙して押し寄せるなどのトラブルも発生。また、鶴舞公園は大学病院や住宅街とも隣接しているため、Twitterでは騒音や渋滞による影響を懸念する声もあがっています。

 鶴舞公園を管轄する昭和土木事務所によると、鶴舞公園はもともと駐車スペースが少ないため、停められなかった人たちによる違法駐車が横行。結果的に周辺には常に渋滞が発生しており、深刻な問題となっているそうです。また周辺住民からは、歩きスマホや深夜の騒音についても苦情が出ているそうですが、深夜は注意喚起の園内放送を行うことができないため、対応しづらい部分があるようです。

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周辺には大学病院や住宅街も(Google Mapsより)

 騒音や渋滞に関しては周辺住民からの苦情も出ており、園内に捨てられたゴミも問題となっていますが、一部で懸念されている“病院への騒音”について名古屋大学附属病院は「騒音は特に問題になっていない」と説明。同事務所も「病院に対する影響は懸念しているが、今のところ特に苦情は来ていない」とのことでした。

 問題が深刻化している違法駐車については、昭和署員や機動隊員などを投入するという報道もある鶴舞公園。ポケモンGOのリリース以降、さまざまなトラブルが発生していますが、同事務所には“逆に観光資源として活用するべきなのでは”という前向きな意見も寄せられているようです。

イッコウ

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