24時間テレビ富士登山企画で虐待疑惑? 日テレは「感極まっての行動」と説明
少年は無事に下山しており、体調も良好とのこと。
8月27日から8月28日まで放送された日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」の放送中、暴力的なシーンが映り込んだのでは? という意見がネットを中心に拡散しています。
今年もさまざまな挑戦が行われた24時間テレビ。その1つとして「両足マヒになんて負けない! 少年と家族が挑む富士登山」という企画が行われ、事故により両足がマヒした12歳の少年が富士山登頂に挑みました。
ネットで物議をかもしているのは、富士山登頂を成功させた少年とお父さんの姿がAKB48の「LOVE TRIP」の曲中に挿入されたシーン。疲労こんぱいの少年を何とか立ち上がらせようとするお父さんですが少年はバランスを崩し、その場に座り込みます。その後お父さんが少年の帽子をはたくようにして落とした後、少年の頭をなで始めたところで映像は途切れました。
Twitterではこのシーンについて「フルスイングでぶん殴ってるじゃねーか」「一瞬、子供を虐待してるようなシーンが写ったけど、あれは何だったんだ?」と虐待ではないかと心配する声や、「帽子とった後少年の頭をなでてるのに」「AKBの歌の途中にお父さんが感極まって抱っこ→帽子どけて頭なでるが本当の真相」と、感極まっての行動だったというものなど、さまざまな意見があふれました。
また一部では「(登頂の)途中で怒鳴られてブン殴られる映像が流れる」「映像の乱れということですぐ中継切られる」などと報じたネットニュースサイトも登場しましたが、実際はAKB48の楽曲が流れていたため少年とお父さんの音声は流れておらず、問題のシーンは登頂後のやりとりでした。
本件について日本テレビに取材したところ「ご指摘のシーンですが、(少年の)お父さんが登頂を非常に喜んでおられて、その中で帽子を取って頭をなでてあげようとしたところが、誤解を生んでいるようです。感極まっての行動です」とのこと。本件に関する視聴者からの問い合わせについては回答できないとしましたが、少年は8月29日に無事下山できたことが確認されており、体調も良好だそうです。
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