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初代「スーパーマリオ」スピードランで半年ぶり記録更新 クリアタイムは4分56秒878!
前記録から0.4秒の更新に。
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初代「スーパーマリオブラザーズ」のスピードランで、およそ半年ぶりに世界記録が誕生しました。クリアタイムは「4分56秒878」と、以前の世界記録(4分57秒260)を約0.4秒更新。戦いの舞台はついに4分56秒台に……!
今回投稿されたクリア動画
【参考】こちらが前回の世界記録(4分57秒260)
既に人間の手で可能な“理論上最速”プレイにかなり近づきつつあった「スーパーマリオブラザーズ」のスピードランですが、今回の更新点は1-1のラスト。従来の記録では普通にゴールしていたのに対し、今回は“旗らけ(flagpole glitch”)”と呼ばれるテクニックを使い、少しだけゴール演出を短縮することに成功しています。
“旗らけ”とは、簡単に言うと「マリオがポールの一番下につかまることで、ゴールしても旗が降りてこなくなるバグ」のこと。旗が降りる演出がカットされる分、普通にクリアするよりも少しだけ早くなるのですが、成功させるための操作やタイミングが非常にシビアで(※)、これまでのスピードランでは使われてこなかったテクニックでした。動画では1-1のほか、4-1でもこの“旗らけ”を使ってタイムを短縮しています。
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※単に歩いてポールにつかまってもダメで、一番下のブロックにめり込むようにジャンプし、なおかつ左を押しながらゴールする必要がある
一見シンプルに見える「スーパーマリオブラザーズ」のスピードランですが、動画ではこれ以外にも、土管の行き先をキノコステージに差し替えてしまう「ワープ先差し替え」や、キラーを踏みながらゴールすることで旗が降りてこなくなる新型「旗らけ」などさまざまなテクニックが使われています。果たして今後これを上回る記録は出てくるのか……さらなる記録更新に期待したいところです。
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