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無意味だけどついカチャカチャしたくなる「いじくりキューブ」 6億円以上の出資を集める大成功

いじりまくって集中力アップ?

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 ただいじって手なぐさみにするためだけに開発された、キューブ状のおもちゃ「Fidget Cube」(関連記事)。KickStarterでのクラウドファンディングが、目標額の1万5000ドルをはるかに上回る646万ドル(約6億7000万円)を集める大成功でフィニッシュしました。

単純ながら中毒性ありそう
プロジェクトページ

 直訳すると「いじくりキューブ」となる名の通り、6つの面全てにボタンやダイヤルなど、ついいじりたくなるギミックを搭載。「クリック」や「スピン」など、6種類の操作を楽しめます。もちろんできることは操作だけで、結果的に何かが起こるわけではありませんが、ものすごく気がまぎれそうです。

押したり回したり転がしたり、魅惑の6ギミックを搭載

 無意味に思えるおもちゃではありますが、実は“いじる操作”に集中力の向上など、良い効果があるとの説に基づいて開発されたもの。ボールペンのノックやペン回し、プチプチ(梱包材)潰しなど、何かをいじっていないと気が済まない人が、欲求を解消するのにうってつけです。

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ペンやキーホルダーのリングなど、ほかの手なぐさみ道具との比較図。対象に氷があったり、比較項目に「KickStarter生まれか否か」があったりと茶目っ気たっぷり

 クラウドファンディングは終了しましたが、プロジェクトページの「Pre-Order」ボタンから、22ドル(約2300円)で購入できます。

(沓澤真二)

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