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羽生善治三冠が叡王戦敗退 来春の人工知能との対戦は実現せず

準決勝で佐藤天彦名人に破れました。

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 将棋の第2期叡王戦の準決勝が11月14日に行われ、羽生善治三冠(46)が佐藤天彦名人(28)に敗れた。同大会で優勝した棋士は2017年春に開催される「第2期電王戦」でコンピュータと対戦する仕組みだったが、羽生三冠の不出場が決まった。

 佐藤天彦名人は2016年5月に羽生名人(当時)からタイトルを初奪取。史上四番目の若さで名人となった。決勝戦ではコンピュータ将棋の熱心な研究家で知られる千田翔太五段と戦う。

決着直後の2人
珍しいアングル

 なお、最強将棋ソフトを決める大会は10月に行われ、山本一成・下山晃が開発した「PONANZA」が二連覇を達成している。

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