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「ニーア」新作とamazarashiがコラボ ヨコオタロウ&秋田ひろむの共作で絵本と楽曲が発売決定

ボーカル・秋田ひろむさんはガチゲーマーとしても有名。

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 ロックバンド「amazarashi」がニューシングル「命にふさわしい」を2017年2月22日にリリースすることを発表しました。同作はゲーム「NieR Replicant/Gestalt(ニーア レプリカント/ゲシュタルト)」の続編である「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」とのコラボレーションプロジェクト「NieR:Automata meets amazarashi」で生まれた楽曲とのこと。同バンドのボーカル・秋田ひろむさんは重度のゲーム好きとしても知られているため、まさかのコラボに「ニーア」「amazarashi」どちらのファンからも驚きの声が上がっています。


「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」

「amazarashi」

 今回のコラボは、10月15日に千葉・幕張メッセで行われたライブ「amazarashi Live 360°『虚無病』」にニーアシリーズのディレクターであるヨコオタロウさんを招待したことがきっかけでスタート。amazarashiの音楽が描く世界観と、「360°」の名の通り、会場の中心に設営されたステージを囲むように張られた4面の巨大ディスプレイによる映像演出に感銘を受けたヨコオさんは、ニーアとamazarashiで「なにか新しいことができないか」と考え、シリーズ最新作「ニーア オートマタ」を軸としたコラボを提案したそうです。それぞれのフィールドを生かした作品を制作するため「絵本」「楽曲」という形になり、ヨコオさんはその晩のうちに秋田さんへ絵本のプロットを送り、秋田さんはそのプロットと「オートマタ」の物語をもとに新曲を書き下ろしました。

普段こういう場でのコメントは「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」とか適当に書いて終わらせるのですが、一つだけお伝えしたい事があります。
皆様の中には「どうせコラボで適当なモノとくっついたんだろ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そうではありません。今回は「一緒にやってみたい!」というお互いの希望からスタートしました。そして amazarashi とゲームの双方のファンの方にご納得いただけるモノにしようと、関係者全員で全力を出し切ったモノを作り上げました。
もちろん、努力が結果に結びつく訳ではありません。ですから「必ず楽しんでいただけます!」という約束も出来ません。ダメだったらごめんなさい。
でも、今回のコラボが何かの形で皆様の心に触れる事が出来るといいな、と願っております。
ペロペロ。
(ヨコオタロウさん/特設サイトから)

「NieR:Automata」とコラボレーションというゲーマーの僕にとってとても嬉しい機会をいただきました。
ニーアシリーズ、そしてヨコオさんの書き下ろしてくださった絵本にも共通する、人間以上に葛藤する人間以外達を見て、心とはどこにあり、何なのか?という事を考えました。喜びの最中にいるとき、心があることに感謝する人はあまりいませんが、悲しみに打ちひしがれるときには心は疎ましく思えるものです。そういう事を考えながら曲を作りました。
悲劇は望んで起こるのではなく、それが起こるに値する理由が存在したから起こり、そしてその理由自体は僕らの世界にも当たり前に多く存在する事を考えると、「NieR:Automata」とこの僕らの日常は陸続きなのではないかと感じます。ゲームの世界で「痛い」と感じる事はヴァーチャルではなく現実そのものかもしれません。
僕らの表現を尊重してくれたヨコオさん、スタッフの皆さんに感謝します。僕らの精一杯の曲を作りました。
(秋田ひろむさん/特設サイトから)

 絵本のタイトルも「命にふさわしい」で、ミュージックビデオやその他の連動企画も予定しているとのこと。CDは通常盤(初回仕様あり、税別1200円)、初回生産限定盤(CD+DVD、NieR仕様盤、税別1800円)の2種類で展開。「ニーア オートマタ」本編は楽曲リリースの翌日である2月23日に発売となります。

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2014年で更新が止まっていますが、「型破リヰナ」に掲載中の「ゲーム、再考」では秋田さんのガチゲーマーっぷりがうかがえる(画像は同サイトから)

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