豪鬼・殺意リュウ、まさかの洗脳ケン 「ウルトラストリートファイターII」格ゲーマーがプレイしてみた
まさかの洗脳ケン参戦。
覚えているか? 俺より強いやつに会いに行った日のことを――。90年代に一大ブームを巻き起こした対戦格闘ゲームの金字塔「ストリートファイターII」シリーズ。その最新作として発表されたNintendo Switch用ソフト「ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ」を体験会で実際にプレイしてみました。
「スーパーストリートファイターIIX」をベースに開発されたという「ウルトラストリートファイターII」。「スーパーストリートファイターIIX」の通常のプレイアブルキャラクターだった16キャラに加え、隠しキャラクターだった“豪鬼”、「ストリートファイターZERO」などに登場した“殺意の波動に目覚めたリュウ”、そして“洗脳されたケン”が登場。中でも注目を集めているのは“洗脳されたケン”です。
“洗脳されたケン”は、真の格闘家に近づくリュウに焦りと嫉妬を感じていたケンがベガに操られ理性を失った……というパラレル設定を元に作られたキャラクターで、2003年発売の「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」に登場。しかし、これまでに正式なストリートファイターシリーズに登場したことがなかったため、今回の参戦は格闘ゲーマーにとって大きなサプライズとなっています。
“洗脳されたケン”の性能ですが、攻撃特化の性能を持ちつつ体力は低いという従来の豪鬼・殺意リュウなどに見られた性能を踏襲しているもよう。また昇龍拳・波動拳・竜巻旋風脚といった定番の技に加え、「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」にも登場した移動技「羅刹脚」も登場。ゲージを溜めることで発動できる“スーパーコンボ”は、初段がヒットするとその後連続技につなげるいわゆる「乱舞技」となっていました。
「ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ」ではグラフィックを刷新した「ニュージェネレーション」の他、ドット絵スタイルの「クラシックジェネレーション」を用意。また、友達や家族と一緒に2人で強敵を倒す「バディファイト」モードや、1タッチで必殺技が出せる「LITE操作」(タメ技はタメ行動の後に発動)を実装。希望小売価格はパッケージ版が4990円、ダウンロード版が4620円(共に税別)、発売日は未定となっています。
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