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パナソニック、壁掛扇風機およそ14万台のリコール実施 首振り動作で断線する発火事故が発生
実験では再現性が確認できなかったものの、事故が続いたことを受けた対応。
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パナソニックが、壁掛扇風機「F-GA301」のリコールを実施することを発表しました。製造上の不具合による発火事故が発生したことを受けた対応で、同社は対象となる製品の利用者に対し、直ちに使用を中止するよう注意喚起しています。
「F-GA301」はパナソニックグループが輸入し日本国内で販売していた、ひもを引いて操作する壁掛扇風機。2008年10月から2014年12月にかけて製造された14万6797台がリコールの対象となり、無償での交換、設置が行われます。該当製品の確認方法、問い合わせ先などの詳細はWebサイトからご確認ください。なお、同製品はナショナルからも販売されていますが、こちらは対象外です。
パナソニックによれば、これまでに製品首部分や全体が焼損する発火事故が5件報告されているとのこと。2014年に首振り動作を繰り返すことでモータリード線が断線し、火花が発生したとみられる事故があり、同社は再現実験を実施。発火は確認できなかったものの、2016年に同じ原因である可能性が高い事故が2件発生したことからリコールを決定したとしています。
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(マッハ・キショ松)
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