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ヘルペスを倒せゾビラックス! “子どものくすり”の効能をRPG風に描いた「王子様のくすり図鑑」が発売

作画は多くのゲームでデザインを手がける松浦聖さん。納得。

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 医療や医薬品の情報を取り扱う出版社「じほう」が、「王子様のくすり図鑑」を発売しました。子ども用の薬の効能といった特徴を、戦士や魔導士などのファンタジー世界の住人に置き換え、RPG仕立てで紹介しています。作画は「ブレイブリーデフォルト&セカンド」など多くのゲームでデザインを手がける松浦聖さん。

 “くすりの国”の王子様が、“子どものくすり”について知るため冒険の旅に出る、物語調のビジュアル図鑑。「かぜに襲われた街」や「感染症のひろがる森」などを舞台に、擬人化された薬たちが戦います。敵はもちろん病原体。松浦さんならではのモンスター風表現がさすがです。

薬の魔法(効能)がヘルペスウィルスを封印
かぜの症状を連携で抑える薬パーティ

 後半は登場する薬や病原体を収めたキャラクターファイル。51種の薬と15種の病原体を1ページごとに紹介しています。ゲーム攻略本のような体裁がわかりやすい。

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解熱鎮痛薬が僧侶に
かわいらしくもまがまがしいウイルスたち
目次も攻略本のよう

 著者は東大卒の薬学博士にしてタレントの木村美紀さん。前作「王様のくすり図鑑」ともども、各1600円(税別)で販売中です。

(沓澤真二)

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