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ネット記事なのに時間がたつと本みたいに黄ばむ? Web技術をフル活用した「変なWEBメディア」がおもしろそう

普通のWebメディアが使わない表現方法を模索。

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 Web関連技術を使って、通常とはまったく異なるアプローチで記事を見せてくれる「変なWEBメディア」がユニークです。何度も読まれているうちに、本のように劣化していくというインターネットらしからぬ記事などが公開されています

 制作者は、デジタルコンテンツの企画制作を手掛けるブルーパドルの代表・佐藤ねじさん。同氏によると、かつてはPCから閲覧されることを前提に、Flashによる演出を施したWebサイトが多数存在したものの、スマホや、文字情報を伝えるWebメディアの隆盛とともに目にする機会が減ってしまいました。

 そこで、現代のネット事情に合った形で、新たな表現方法を模索するために開設したのが「変なWEBメディア」。「みんながアクセスすると劣化する記事」では、アクセス数に応じて文字がかすれ、時間経過で画面が黄ばんでいくという仕掛けが採用されています。次第にアンティーク品のような味わいが出てくる本をイメージしており、「今、どうなってるのかな?」と時折読み返してもらうことを想定しているとのこと。24日の公開から数時間でアクセスが殺到してしまったため、早くもところどころ文字が見にくくなっています。

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手あかのついた本のように、文字が少しずつ読みにくくなります(「みんながアクセスすると劣化する記事」より)
そのうち、黄ばみも出てくる予定(「みんながアクセスすると劣化する記事」より)

 同サイトのコンセプトが書いてあるものの、読んでいるとコンテンツが崩壊し始める「ABOUT」のページには、「コピペしないと読めない記事」「絵文字でなく、動字」といったアイデアが満載。今後は一体どんな変わった記事が登場するのか、更新が楽しみです。

もしWebメディアに重力があったら、こんな感じ?(「ABOUT」より)

マッハ・キショ松

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