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光のリングになるまでの天体ショー 南米チリで観測された「金環日食」のフル動画が公開
金環がとぎれとぎれに見える「ベイリーズビーズ」も観測できます。
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日本時間2月26日の夜から南アメリカ・チリにて「金環日食」が観測され、その一部始終をウェザーニューズがYouTubeで公開しています。
金環日食の一部始終(南米チリ・コジャイケ)
太陽が、地球との間に割り込んだ月によって“光のリング”状になる金環日食。動画では当日の22時35分ごろから約1分間だけ見られた貴重な瞬間を、前後の日食の始めから月が見えなくなる欠け終わりまで、フルで確認できます。
特に太陽と月のフチが重なるタイミングでは、月面の凸凹から光が漏れてまるでビーズのように見える現象「ベイリーズビーズ(Baily's beads)」も見られます。
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なお、次回の金環日食は2019年12月26日にアラビア半島やインドネシア、シンガポール、グアムなどで見られ、日本では観測できないとのこと。日本で金環日食が見られるのは13年後の2030年6月1日で、北海道でのみ観測可能となります。
(宮原れい)
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