ウェザーニューズが事前対策のための「花粉シミュレーション」を公開　花粉の飛散量や接近をアニメーションで表示

　ウェザーニューズは、花粉の飛散量や接近の様子をアニメーションで表示する「花粉シミュレーション」を公開しました。スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」（iOS/Android）またはWebサイトの「花粉Ch.」で利用可能です。

　花粉の発生源であるスギやヒノキ林から、風に流されて飛散する様子をシミュレーションし、マップ上に表示。1時間ごと24時間先までをアニメーションで見ることにより、多く飛散する場所や時間帯を変化する色の濃淡によって確認し、事前に対策を取ることができます。

　予測の計算は天気・気温・風の予報データに加え、全国に設置された花粉観測機「ポールンロボ」で観測した花粉飛散量のデータを元に実施。「花粉Ch.」内の「実況MAP」では、そのポールンロボによるリアルタイムな花粉飛散量も確認できます。

　またアニメーションだけでなく、地域それぞれの情報を一覧で確認できる「1時間ごとのピンポイント花粉予報」も合わせて公開。花粉と風の予報が時系列で確認できるだけでなく、その地域にとって特に症状がつらくなる風向・風速が予想された場合には注意喚起のコメントが表示されるので、より具体的な対策をとることが可能となっています。

（宮原れい）