ニュース
紙をくるっと丸めると光りだす 防災にも便利なスマート懐中電灯「PAPER TORCH」
小さいけれど、すごい紙!
advertisement
防災やアウトドアに便利そうなオシャレな懐中電灯「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」。デザイン処理された電子基板をプリントして作られた紙の懐中電灯です。
B5サイズほどの小さな紙(252ミリ×144ミリ)を丸めるとボタン電池から通電し、LEDが光る仕組みです。印刷には東京大学発のベンチャー企業「AgIC(エージック)」の技術が使用されています。重さは驚きの8グラム! 小さくて軽いので、持ち運びにもぴったりですね。
電気経路のバリエーションを持たせてデザインされているため、紙の巻き加減を変えるだけで簡単に光の強弱を変えることができます。また、紙の表裏を変えて巻くことで、色合いをオレンジ色の優しい光(透過光)と白色の明るい光に変化させることが可能です。
advertisement
同製品は100年を超える紙の老舗企業「竹尾」、デザインオフィス「nendo」、そして「エージック」からなる3社共同のプロダクト。アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style(プラススタイル)」と、デザインオフィス「nendo(ネンド)」と共同で取り組む、デザイン特化型のIoT商品開発プラットフォーム「DoT.(Design of Things)」の第一弾として発売中です。
「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」の価格は税別8000円。50台限定発売の予定です。
関連記事
16.7メートルの津波は、ちょうどこの高さ―― ヤフーが出した防災広告に絶賛の声
「あの日を忘れないことが一番の防災」覚えておきたい 警視庁が公式Twitterで公開した「ペットボトルと懐中電灯でランタン作成」がお役立ち
なんと2万5000リツイート超え。2月23日は「富士山の日」 もしも噴火したら?
意外と知らない噴火の被害。阪神・淡路大震災から22年 地震への備えと発生時の行動ポイント
阪神・淡路大震災から1月17日で22年が経過します。日本では、いつでも・どこでも地震が発生する可能性があるので、地震への備えや発生した場合にとるべき行動を日ごろから確認しておきましょう。非常時の防災対策に 水と塩を入れるだけで発電する「MIZUSION(ミズシオン)」が発売
使い方も名前もシンプルイズベスト。東京都が非常食用クラッカーなど42万食分を無料配布 上野動物園などで
「食品ロス」削減の一環。自転車を漕ぐと充電できるモバイルバッテリーが登場 昭和の漫画でよく見たやつだ
一周回って便利に。地震古文書を解読するプロジェクト「みんなで翻刻してみた」がニコニコで始動 ユーザーと地震史料のデータ化を目指す
Webアプリを使ったユーザー参加型の翻刻プロジェクトです。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.