リカちゃんが“人”以外初の「フランス観光親善大使」に就任　パパ・ピエールの故郷をアピール

　タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」が、「2017年度 フランス観光親善大使」に就任。3月15日にフランス大使公邸にて行われた任命式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使より任命状が授与されました。“人”以外が任命されるのは今回が初となります。

　リカちゃんは、ともに選ばれた「くまモン」と一緒に、任命式ためにフランスをイメージした衣装で登場。エッフェル塔のアーチをイメージしたシルエットで、他にもリカちゃんの大好きなクロワッサンをモチーフにしたネックレスとイヤリングを合わせた姿で任命状を受け取りました。

　音楽家でフランス人のパパ「ピエール」と、ファッションデザイナーで日本人のママ「織江」の間に生まれた日仏ハーフのリカちゃん。2016年にはパリで展覧会「Licca　Symbol of Kawaii」を開催するなど、パパの故郷を旅するようなイメージ映像や写真がリカちゃんのSNSで投稿されていました。

　任命式で、リカちゃんは「フランスは、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてパパとママが出会った大切な場所」だとして、「大好きなフランスの魅力をもっともっとたくさんの人に伝えていきたいと思います。メルシーボークー！」と感謝の言葉をフランス語を交えてコメント。

　また今年もフランスに行きたいとしていて、パリ以外でもノルマンディーで「モン・サン・ミッシェルみたいなダイナミックな風景も見てみたいし、ドーヴィルのような、ロマンティックな街並みや海岸線にも憧れています」と語っています。

　就任後は2018年3月までの1年間、フランス観光のPRを手伝い、その様子はリカちゃんの公式TwitterやInstagramを通して投稿される予定です。

(C) TOMY

（宮原れい）