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タカラヅカ風メーク&衣装の「月城すみれ」さん 日本一メークの濃い営業マンはなぜ生まれた?

ご本人にお話を伺いました。

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 京都に宝塚歌劇団の男役風メークとキラキラの衣装で中華料理店の広報を行う営業マンがいます。その姿を見ると幸せになるというウワサもあるという「月城(つきしろ)すみれ」さんを取材しました。

日本一濃いメークの営業マン「月城すみれ」さん
見事な宝塚男役ぶり

 京都市左京区にある中華料理店「塩見家 とんとん」。このお店の広報マンを務めるのが月城すみれさんです。ビシっときまった“ヅカ風”リーゼントと、えんび服は本物の男役さながらの完成度、っていうかこの方男の人なんですけどね。「すみれさんに会うと幸せになれるらしい」というウワサも広まり、話題になっています。

宝塚の男役を演じる営業マン:月城すみれさん 

 ねとらぼ編集部はすみれさんご本人に接触。なぜ男役メークをしているのか、どこに行けば会えるのかを聞きました。

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――なぜ宝塚のファッション・メークをされているのですか

すみれ大学院時代(5年ほど前)に面白半分で女装やコスプレの人が集まるバーに行ったところ、「宝塚の男役のようですね」とそこのマスター(ママ)に言われたのがきっかけです。

男役風のリーゼントを作るすみれさん

――実は結構高学歴なのでは、というウワサもあるのですが

すみれ神戸大学の物理学科を卒業後、京都大学の人間環境学研究科で糖尿病の研究を行っていました。

――すごい高学歴じゃないですか! 現在は何のお仕事をされているのでしょうか

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すみれ中華料理店、「塩見家 とんとん」を中心に営業や広報、企画をやっています。

――どういった経緯で広報マンになったのでしょうか

すみれ弊社のオーナーと前々から知り合いでした。オーナーはビルメンテナンスの会社を営んでいますが会社として6次産業(農林水産業の生産だけにとどまらず加工品の製造や販売など、第二次産業や第三次産業にも踏み込むこと)に参入したいと考えていたようです。ただ一貫生産の産業に参入することには苦戦を強いられているのが現状でしたので、それを打破するために入社しました。

――なぜヅカメークの営業マンを思いついたのでしょうか

すみれ飲食店も苦戦を強いられているので、まず近隣の方々に営業をかける必要があると。そこでこの濃いキャラを生かして何とかできないかとオファーを受けまして「それなら宝塚コスでの営業しかない」と思い、始めました!

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――具体的にはどのような活動をされているのでしょうか

すみれ宝塚男役の舞台メークで、神出鬼没に事業所さんや何かしらのお祭りなどに出掛けてランダムに塩見家の営業をかけています。

――宝塚歌劇にもヅカメークで観劇しに行っているという目撃談があったのですが、宝塚の良さはどんなところでしょうか

すみれこれは一度観劇していただくと良さが分かると思います! やはり日常生活の繰り返しでは周りが羨む生活を営んでいたとしても、段々毎日が灰色ににごってしまいます。その日常から一旦当遠ざってバラ色にリセットできることかなと思います!


4月4日に開催されるイベント

 なお、すみれさんに「どこに行けば会えるのか」を聞いたところ、神出鬼没なので……。とのことでしたが「もしご興味があれば4月4日にコスプレイベントを開くので、ぜひ『月城春のコスプレ!? 祭り』にお越し下さい」とのことでした。さすが広報マン、宣伝に抜け目なし……!

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「塩見家 とんとん」の鶏しおラ一メン

画像提供:月城すみれさん

(Kikka)

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